1:2016/09/27(火) 15:04:48.12 ID:
 浦和レッズが昨季王者のサンフレッチェ広島を3-0で下し、2ndステージ優勝にまた一歩前進した。この勝利で年間勝ち点3位以内を確定させ、2年連続でJリーグチャンピオンシップへの出場も決めている。

 1stステージでも優勝に迫りながら、突如の失速で栄冠を逃した浦和だが、今度こそ歓喜を生み出すことができるのか――。広島側の視点でこのライバル対決を振り返り、浦和の優勝の可能性に迫ってみたい。

 まず、前提として押さえておきたいのは、浦和と広島は同じ「3-4-2-1」の布陣を採用していること。攻撃時には、ボランチのひとりが最終ラインに降りていき、両ウイングバックが最前線にまで上がっていくため「4-1-5」。ひるがえって守備時には、両ウイングバックが最終ラインの位置にまで下がり、ふたりのシャドーストライカーが中盤のサイドをケアするため「5-4-1」となる。攻守において形が変わる可変システムを操るのも、両者の共通項だ。

 同じ型にはまる両者の戦いは、いわば「ミラーゲーム」となり、局面、局面でのマッチアップが生まれやすくなる。つまり、個の戦いこそが、結果を左右する大きな要素となるのだ。

 その状況にあえて真っ向勝負で挑んでいったのが、広島だった。MF武藤雄樹とMF高木俊幸の浦和の2シャドーに対し、DF塩谷司とDF水本裕貴の両ストッパーがマンマークで対応。くさびに対して厳しく行くだけではなく、浦和の2シャドーが下がってボールを受けようとすれば、最終ラインのポジションを明け渡してでも相手についていって隙を与えない。当然その分、最終ラインが手薄となるが、攻撃のカギを握る2シャドーに仕事をさせないことを最優先事項とする浦和対策を徹底した。

 その狙いを、水本は説明する。

「局面、局面で1対1の状況に持ち込むこと。いつもと違うやり方だから、多少なりとも違和感はありましたけど、浦和も困っていたとは思う。ボールを回されたのも後ろだけだったし、前ではやらせなかった。縦に入ったところは厳しく行けたので、相手もやりづらそうにしていた感じはあった」

 キャプテンを務めるMF青山敏弘は、これまでの浦和との戦いを踏まえたうえでの戦略であったことを明かした。

「浦和は前線の流動性があるから、引いて守っていてもやられてしまうイメージがある。シャドーを徹底的にマークしつつ、前から奪いに行く意識でやっていました」

 立ち上がりこそ水本の言う「違和感」から、ボールを取りに行った際の背後のスペースを突かれて危ないシーンを招いたが、時間を重ねるごとにその「違和感」は取り除かれ、安定感が備わっていった。そして、奪ったボールを素早く前につけて、カウンターから好機を生み出す――。これが、この日の広島の狙いだった。

 もうひとつ広島は、「相手のウイングバックの裏」をターゲットとしていた。この日の浦和は両ウイングバックのみならず、両ストッパーも高い位置に顔を出す、かなりリスキーな戦略を繰り出していた。実質的には攻撃時は「4-1-5」ではなく、「2-3-5」といったような形となり(GKの西川周作もビルドアップにかかわっていたため、「3-3-5」と言えなくもなかったが)、リスクを負ってミラーゲームを崩しにかかり、サイドのイニシアチブを握ろうとしていた。
 
2:2016/09/27(火) 15:05:12.04 ID:
 
このハイリスク・ハイリターンとも言えるスタイルは、当然、一歩間違えれば危機にさらされる。そこを広島が逃すはずもなく、サイドで数的不利に陥りながらもこのエリアの攻防を耐えしのぎ、広大に生まれたサイドのスペースを鋭く突いていった。

 そして30分、右サイドのMFミキッチが対面するMF関根貴大の背後を突き、塩谷からのスルーパスを受けると、その関根にエリア内で倒されてPKを獲得。まさに狙いどおりの展開で先制のチャンスを得た。

 ところがこのPKをFWピーター・ウタカが外すと、流れは一気に浦和に傾いてしまう。直後の34分、逆にカウンターを浴びると、戻りながらの守備を強いられたDF千葉和彦が武藤のクロスをクリアしそこね、オウンゴールを献上してしまったのだ。

 それでも、「前半の戦い方は悪くない」と森保一監督が檄(げき)を飛ばしたように、広島のゲームプランが崩れていたわけではない。実際に後半立ち上がりにもミキッチやMF茶島雄介が決定的な場面を迎えるなど、同点に追いつくのは時間の問題かと思われた。

 しかし、またしても得点機の直後に失点してしまう。50分、高木のクロスからFW興梠慎三に2点目を奪われてしまうと、これで意気消沈した広島はその10分後にもカウンターから高木にダメ押しとなる3点目を奪われて、万事休した。

 内容的には決して劣っていなかったし、むしろチャンスの数自体は広島のほうが多かっただろう。しかし、スコアは3-0の完敗。それゆえに、浦和の試合巧者ぶりが際立つ試合でもあった。

 ひと言でいえば、「決めきれるか、決めきれないか」の戦いだった。結局、サッカーの本質とはそこに尽きるのだろうとも思う。ただし、これは運、不運の話ではなく、プレーのクオリティに起因する。ビッグセーブを連発したGK西川周作をはじめ、最後の場面で身体を張り続けた浦和守備陣のプレーの質はやはり高かったし、少ないチャンスで完璧なトラップからゴールを叩き込んだ高木のプレーもたしかなクオリティを備えていた。

 ここで言う「質」とは、単純に技術だけを指すのではなく、絶対にゴールを割らせないという気迫だったり、勝負どころを見極めたパワーの割き方だったり、あるいは状況を踏まえたうえでの判断の選択だったり、つまり、勝利のために何をすべきかを理解したうえでのプレーを指す。

 チャンスの後にあっさり失点した広島は、クオリティが足りなかったと指摘せざるを得ないし、「ピンチの後にチャンスあり」を体現した浦和のプレーの質が上回っていたことは間違いない。むしろこうした戦いは、ここ4年で3度の優勝を成し遂げた広島が備えていたもので、逆にそれが足りなかった浦和には、大事なところで勝ち切れずタイトルを逃してきた歴史がある。しかしその立場が、この試合では完全に逆転したのだ。

 勝つためのクオリティを備えた今の浦和は、間違いなく王者になるだけの資格を有している。埼玉スタジアム2002での決戦は、タイトルに飢えた浦和にとってのターニングマッチとなるはずだ。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160927-00010001-sportiva-socc&p=2
 
28:2016/09/27(火) 16:23:21.22 ID:
>>2
ハイリスクハイリターンの戦術に撃って出た、浦和が王者の資格があるのか。
そこでどっしりかまえるのが王者だと思うのだが。
 
4:2016/09/27(火) 15:10:41.39 ID:
が、またも無冠となる浦和であった
 
5:2016/09/27(火) 15:11:00.50 ID:
はっきり言ってこの選手層で今年優勝出来ないなら、もう浦和は監督変えた方がいい
 
6:2016/09/27(火) 15:12:33.65 ID:
去年と今年がピークだろうな
 
7:2016/09/27(火) 15:13:08.03 ID:
また選手強奪したのか?
 
8:2016/09/27(火) 15:23:16.55 ID:
ペトロビッチと川崎の童貞力対決の様相を呈しているが、年間3位のチームが横からCSタイトルかっさらうコント見たいです
 
 
11:2016/09/27(火) 15:26:15.91 ID:
サンフレッズ浦和だし
 
12:2016/09/27(火) 15:26:48.91 ID:
地方のクラブと国民的人気クラブだからまあしょうがないな
 
13:2016/09/27(火) 15:27:25.30 ID:
浦和の質といっても、各ポジションでリーグナンバー・ワンなのはGKだけ

他のポジションはJでもトップとは言えない選手しかいない

むしろ浦和はビッグクラブとして強奪が甘いし、それが日本サッカー全体の停滞させている
 
14:2016/09/27(火) 15:28:20.44 ID:
稀勢の里の幕内初優勝
浦和の2度目Jリーグ制覇

どちらが先か
 
15:2016/09/27(火) 15:28:20.94 ID:
急速に衰えたサンフレッチェ森保
 
16:2016/09/27(火) 15:29:28.38 ID:
どっちも広島じゃねえかW
 
17:2016/09/27(火) 15:34:52.23 ID:
今年の広島は序盤から怪我人で苦労してるからだろ
それであれだけ上位は凄い
 
19:2016/09/27(火) 15:36:03.43 ID:
佐々木の怪我が無ければなぁ…
 
20:2016/09/27(火) 15:36:08.22 ID:
え?今年なんか去年より弱くね?ってかんじで春先スタートして
そのままACL戦って案の定敗退して
国内だけになってシーズン終盤になればあぁやっぱ強いんだな
ってなるのがここ数年のJクラブの印象
 
21:2016/09/27(火) 15:37:15.09 ID:
フル外国人枠埋めと強奪はしょうかない
適当なクラブ経営で
今年になってようやく健全化した様なありさまだからな
 
23:2016/09/27(火) 15:52:11.59 ID:
広島は佐藤に依存した影響が出てきたなw
浅野をサブに置き、野津田を放出した結果がこれだよw
 
24:2016/09/27(火) 16:01:14.30 ID:
青山衰えてきたな
 
25:2016/09/27(火) 16:03:38.41 ID:
広島の弱点は、補欠の質だろう。
DF二人が外れる展開だと一気に苦しくなった。

あれを埋める若手もいないんだなってともうな
 
27:2016/09/27(火) 16:21:38.05 ID:
浦和なんてクラブはない
どっちももう広島
 
29:2016/09/27(火) 16:41:53.40 ID:
浦和サポだけど関根はミキッチにチンチンにされたぞ 前半は何一ついいところがなかった
 
30:2016/09/27(火) 16:45:11.69 ID:
そろそろポイチ政権も終るかのー何年やったよ広島で監督
次のステージでいいんじゃねーかな
 
32:2016/09/27(火) 16:56:37.63 ID:
>>30
浦和の監督になるのか
 
33:2016/09/27(火) 17:14:17.71 ID:
広島は今年末の補強次第だな
ことしはメンツ的にかなり厳しい
 
34:2016/09/27(火) 18:14:40.45 ID:
>>33
で、今いる選手が浦和に行くと
野津田なんか広島新潟とパイプもろ被りですわw
 
36:2016/09/27(火) 18:23:04.73 ID:
サンフレッチェからレッズに移籍したのは西川、柏木、石原、槙野、盛脇か
その内4人がスタメンだからなー
いや方法としてはまっとうなんだがね
 
39:2016/09/27(火) 18:39:01.41 ID:
天敵の脚が滑り込めそうにないし今度こそ赤いけるやろ
 
40:2016/09/27(火) 18:39:20.93 ID:
浦和もいつまで奴を監督さすのかね
万年、優勝候補で満足なのかな
 
41:2016/09/27(火) 20:24:15.23 ID:
どんだけ喚いてもリーグチャンピオン取った数がすべてだろ
浦和がその数を逆転するまで永久に広島の方が上
 
42:2016/09/27(火) 20:28:29.12 ID:
広島は主力の怪我人が糞多かったからな
ウタカが点取ってるから今の順位を維持できてる
一方でサブで点取れる選手がいなくなったのと、ドウグラス抜けてカウンターや攻守に強い選手がいなくなった
本来ウタカがそのポジションなんだが、あまり走れないからな
どうしてもワントップ起用になってしまう