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★ジャッピーニャ弾で町田が追いつく!! 仙台は善戦するも町田戦初勝利にあと一歩届かず《町田vs仙台》

▽27日にテバオーシャンアリーナで行われたSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第11節の町田vs仙台は、4-4のドローに終わった。

▽26日に開幕した名古屋セントラルの2日目第1試合では、ここまで6勝4敗の勝ち点18で4位の町田と、1勝9敗の勝ち点3で12位の仙台が対戦した。試合は立ち上がりからオープンな展開となった。お互い積極的に前からプレスをかけていき、素早い切り替えが目立つ。

▽1分にはパラレラで左サイドを縦に抜けた藤山がシュート。直後には室田がドリブルで仕掛けて最後は原がシュートを放つなど両チームともにゴール前へと迫る。すると3分、左サイドでドリブルを仕掛けた室田が2度のダブルタッチで深い位置までボールを運び、ゴール前にグラウンダーのボールを入れると、これに横江が合わせる。一度は仙台の守備に阻まれるもゴール前の混戦から横江が押し込んで町田が先制した。

▽先制を許した仙台は、前からのプレスとハーフでの守備ブロックを駆使してそこから縦に速い展開へと持ち込む。迎えた14分、相手陣内左で獲得したキックインで、松木が入れたボールが甲斐にディフレクトし、これがGKイゴールの逆をついてゴールネットを揺らした。さらに19分には、三島が高い位置でボールを奪い、木島が反転シュートを放つ。これがGKイゴールの手を弾いてこぼれると、そこに走りこんだ永村が押し込み、仙台が逆転して前半を終えた。

▽後半は町田がハイプレスを仕掛けて同点を目指す。すると22分に右のキックインから逆サイドの室田が放ったボレーシュートが決まって町田が追いついた。ところが直後の26分に内野が放ったミドルシュートが、ブロックに入った日根野谷にあたってコースが変わり、そのままゴールネットに吸い込まれた。

▽勢いに乗る仙台は31分に右CKの流れから永村がこの日2点目を奪い4-2と町田を引き離す。一方の町田も33分に左CKから室田がボレーシュートを沈めて1点差に詰め寄った。町田は残り5分15秒から篠崎をGKにおいてパワープレーに出る。37分には流れるようなパス回しから本田真琉虎洲が同点ゴールを奪う。その後もパワープレーを続けた町田だったが、勝ち越しゴールを奪うことはできずに終了。仙台も町田戦初勝利に迫ったが、痛み分けに終わった。