Fリーグモバイル 

http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=247840&page=0

 

★アジア王者の名古屋が2011年以来となる郷土の森府中市立総合体育館で勝利!! 酒井の実弟ダニエルはFリーグでビュー!!《府中vs名古屋》

▽6日にSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第8節の府中vs名古屋が郷土の森府中市立総合体育館で行われ、4-1で名古屋が勝利した。

▽前節、約1カ月のホームゲームを迎え仙台を相手に4-3と辛勝した府中が、AFCフットサルクラブ選手権でアジア王者に輝きリーグ戦に戻ってきた名古屋と対戦した。府中はホーム開催の名古屋戦で3年連続勝利を収めており、その記録が更新できるかに期待がかかる。

▽試合は名古屋が前線から積極的にプレスをかけて主導権を握りにかかる。しかし球際に強い府中も深い位置にボールを運んでキープしながら名古屋を徐々に押し込んでいった。迎えた2分には、左サイドでドリブルを仕掛けた皆本がこの試合のファーストシュートを放つ。

▽さらに府中は3分に、この試合からチームに復帰した渡邉を送り込むと、直後のセットプレーではその渡邉がボレーシュートを放ち、名古屋ゴールを脅かした。一方の名古屋は、徐々に高い位置でのプレスが機能し始めると、6分には齋藤と安藤が立て続けにシュートを狙う。

▽すると7分、名古屋がGKクロモトからのボールをカットしてカウンターを開始。左サイドの中村が入れたシュートパスはGKクロモトが弾くも、こぼれ球を田村が押し込んで試合の均衡を破った。名古屋はさらに9分、新加入であり酒井ラファエル良男の実弟であるダニエル・サカイを送り出す。直後には、右サイドで鋭い反転からゴール方向にボールを運び出した前鈍内マティアスエルナンが強烈なシュートを突き刺して、前半は名古屋が2点のリードを得た。

▽迎えた後半、追いかける府中は22分に宮田のスルーパスに抜け出した山田ラファエルユウゴがシュートまで持ち込むが枠を捉えきれず。25分にはパス交換から左サイドの深い位置まで運んだ皆本がシュートを狙うが、ここも枠を外してしまった。

▽府中が押し気味に試合を進める中、名古屋も集中した守りを見せたことで試合展開はやや膠着していく。しかし32分、齋藤の折り返しから酒井がシュート。これをGKクロモトが弾いたところに中村が詰めて、名古屋が3点目を奪う。

▽府中は残り7分29秒で永島をGKに置いたパワープレーに出る。すると圧倒的に名古屋を押し込んだ状態から、36分に皆本のミドルシュートが炸裂。点差を縮めて反撃ムードとなる。しかし名古屋も以降は体を張って府中のシュートをブロックしていくと、38分に皆本からボールを奪った齋藤が無人のゴールにシュートを流し込んで4-1に。

▽府中は試合終盤、名古屋が6つ目のファウルを犯したことで第2PKを獲得。しかしキッカーの山田ラファエルユウゴはこれを決めきることができず、直後に試合終了のホイッスルが吹かれ、名古屋が2011年11月3日以来となる郷土の森府中市立総合体育館での勝利を収めた。