1:2016/07/27(水) 19:39:50.66 ID:
清水戦の屈辱的な敗戦を受けて…。

 J2・25節、退場者を出して10人となった清水に3-4と逆転負けした千葉は、翌日の7月25日、関塚監督から長谷部コーチへの監督交代を発表した。シーズンの折り返しを過ぎ、昇格プレーオフ進出圏の6位とは勝点8差。あとのない状況での決断となった。「しっかりプレーオフ圏内に入るために指導体制を一新する判断に至りました」。前田社長は胸の内を説明する。
 
「本当に力を付け、しっかりとJ1で上位、そしてACL優勝を狙える地盤を作る」
 
 2014年7月、こう高々と目標を掲げて船出を切った“関塚ジェフ”は約2年後の7月25日に冒険の幕を閉じた。
 
 通算成績は33勝29分26敗。関塚監督はシーズン途中に就任した2014年は10勝8分3敗と、チームをJ2でクラブ最高位となる3位に引き上げ、昇格プレーオフへと進出させた。しかし、ドローでも昇格できる山形との運命の一戦では、前半に奪われた1点を返せずに敗戦。またしても、“勝負弱いジェフ”のレッテルを剥がすことはできなかった。
 
 リベンジを期した翌シーズンはN・ペチュニク(現・大宮)、パウリーニョ(現・松本)らを加え、「うちには得点を量産できる戦力は揃っていないので、まずは守備を重視することが大事」と、堅実なチームを作り、7戦負けなしとスタートダッシュに成功する。しかし、夏前から得点力不足と失点増加に悩まされて失速。結局はプレーオフに進出すらできない9位でフィニッシュ。「勝ち切れない、波に乗り切れない、やり切れない」――指揮官が総括したシーズンは多くのブーイングを浴びながら終わった。
 
 それでも、クラブは関塚体制継続を決める。2016年は24人を放出し、20人の新顔を迎える例を見ない血の入れ替えを行なっての再スタートとなった。
 
 関塚体制の継続に関して前田社長は「監督交代をすることで何かがすべて変わるとは思っていないです。時間軸のなかで2014年からこのチームをお預かりいただき、編成強化サイドとすり合わせをし、そのなかでチームは成長しているという前提で関塚監督に時間とチームをお預けしました。2015年は最終的に9位。しかしご存知のとおり、シーズンの浮き沈みを経ながらの9位ということで、2016年は選手を一新し、また成長の軌跡を描いていくということが当初の目論みで、それを関塚監督に託しました」と振り返る。

気になるのは“代行”という立場。

 迎えた2016年、シーズン前のちばぎんカップでは柏に3-0と快勝し、徳島との開幕戦はロスタイムの2発で逆転勝ち。“新生千葉”は上々のスタートを切ったかに思えた。だが、大幅な選手の入れ替えにより戦いは安定せず、20節の北九州戦から3年ぶりの3連敗を喫すると、5-4-1への布陣変更で一時は持ち直したかに見えたが、前述の清水戦での逆転負けでクラブは決断を下した。

 前田社長は清水戦後の夜に関塚監督に通達をしたという。高橋GMを含め、両者はその時の想いを次のように語る。
 
「今年は実質3年目のシーズンで、結果を残すためにチーム編成を大幅に組み替えました。ただ、リーグ戦折り返しを過ぎたなかで、我々が目指すJ1昇格へ、プレーオフ圏内に入っていかなくてはいけない時にもう一段階ギアを上げたかった。星としてはかなり厳しいですが、しっかりプレーオフ圏内に入るために指導体制を一新する判断に至りました」(前田社長)
 
「元々勝点とチームの状況は定期的にチェックしており、クラブとして目標を達成するためにこのタイミングがギリギリだと思い、判断させていただきました。清水戦がああいう負け方をしたから突発的に決断したわけではなく、チームの状況、勝点を追っていたなかで、清水戦の後に決断を下した形です」(高橋GM)
 
 ただ、ここで疑問に残るのが、長谷部コーチの昇格に当たって新監督ではなく“監督代行”という言葉が使われていることだ。この背景には、関塚監督との契約上の問題があるという。
 
「関塚氏に関してはまだ契約が残っています。ただ、監督の職は解任いたしましたので、残された今シーズンはまずは長谷部監督に指揮を執ってもらう意味で“代行”とさせていただきました」(前田社長)
 
 要するに現在も関塚監督との契約は残っており、違約金などの整理は付いておらず、正式な契約解除には至っていないというのだ。長谷部監督代行には「理解してもらっている」(前田社長)と話すが、この交代劇が吉と出るのかは大きな疑問が残る。
 
2:2016/07/27(水) 19:40:10.36 ID:
 
高橋GMは「(長谷部監督代行の手腕を)良いかどうかをクラブとして判断しなくてはいけない。今年の結果次第では来季も監督をお願いする可能性もありますが、そうじゃない場合は新しい監督をリストアップして代えますという話はしています。リリーフというわけではなく、ベストな選択をしたと思っています」と語るが、ここから上昇曲線を描いていけるのか……。

目標は残り17試合で27ポイント。

 長谷部監督代行の指導力に関しては「今季からコーチを務めてもらい、分析という立場でこのチームの課題や問題を一番、俯瞰できるポジションにいました。2001年のジェフのキャプテンとして、その頃のジェフも苦しかったはずですが、チームをまとめるという大役をプレーをしながら務めてくれたという実績もあります。
 
 現役を退いてからは主にヴィッセル神戸でユースの指導者から着実に経験を積み、さまざまな監督の下で指導をしてきました。ジェフというクラブの良いところ、悪いところもよく見ている。指導者としてもしっかり経験値を積み上げている。総合的に判断して託しました」と、前田社長は評価する。
 
 高橋GMは目標設定に関して「具体的な目標はプレーオフ進出。監督にはそれを伝えてあります。ジェフとしては継続的に強化をしていかなくてはいけないなかで、プレーオフ進出には1試合、1.5から1.6のポイントを重ねていかないといけないのが現実的なところです。残りの17試合で計算すると27ポイントが必要になります。ですので、その27ポイントが長谷部さんの判断基準になるかなと思います」と話す。

 
修正ポイントは守備面。

 当の長谷部監督代行は「関塚監督の下で力になれなかった責任は感じています。しかし、監督代行という職を受けましたのでここから右上がりに巻き返していきたいです」と意気込む。
 
 そのなかで修正ポイントは守備面だという。
 
「これまでやってきたことが間違っていたわけではなくて、詰めの甘さがありました。そこを修正して連動する意識だけでなく、実際にボールを奪うところまでやっていきたい。ボールへのプレッシャー、そこの意識と質が変わることでいろんなことが変わると思います。我々が足りなかったのはそこです」
 
 高橋GMが掲げた勝点27に関しては「そこは最低のラインだと思っています。もう少し取らなくてはいけないとも感じています」と語る。
 
 ただ、27ポイントということは残り17試合で半数以上の9勝、もしくは引き分けを含めてもそれなりの勝点をハイペースで稼いでいく必要がある。
 
 指揮官初挑戦では相当に高いハードルと言わざるを得ない。クラブOBである長谷部氏への期待は高そうだが、ここから過酷な戦いが待っているのは間違いないだろう。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160727-00017717-sdigestw-socc&p=3
 
3:2016/07/27(水) 19:41:55.76 ID:
江尻にしろよ!!
俺達は江尻で昇格したいんだよ!!!
 
4:2016/07/27(水) 19:41:57.62 ID:
親会社から出世街道外れたボンクラが天下ってくるんだから何やっても無理
 
5:2016/07/27(水) 19:43:42.01 ID:
整えろ
 
6:2016/07/27(水) 20:03:33.27 ID:
もう千葉は滞在年数J1J2同じ位か?
 
7:2016/07/27(水) 20:16:22.00 ID:
少佐殿!少佐!代行!代行殿!大隊指揮官殿!
 
8:2016/07/27(水) 20:19:48.91 ID:
もちろん次期監督は現ユース監督ですよね(ニッコリ)
 
9:2016/07/27(水) 20:30:07.10 ID:
いや、マジでこの辺で満を持して江尻でいいんじゃないか?
江尻で昇格したら伝説やろ
 
10:2016/07/27(水) 20:34:27.85 ID:
昇格のチャンス逃してるうちに泥沼にはまった感じだな