1:2016/04/25(月) 11:30:20.61 ID:
ペトロヴィッチ体制下で、ようやく手にした“等々力初勝利”

 川崎戦を終えて、槙野智章の口は軽やかだった。

「自分たちがチャレンジしてきたこと、良いところが存分に出ていたし、川崎の良さをまったく出させ
なかった。相手に決定的なシュートはなかった。終始、自分たちが上手くゲームをコントロールして、勝つべくして勝ったゲームだと思う」

「勝つべくして勝った」という槙野の言葉は本音だろう。川崎は7節終了時点で18ゴールを決めており、リーグ最強の矛を有するチームだった。そんな攻撃自慢の相手をほぼ完璧に封じ込め、シュート数もわずか6本に抑え込んだ。ひやりとした場面は、40分に打たれた田坂祐介のシュートぐらいと言っていい。

 川崎に1-0で勝利した浦和が3位から首位に浮上し、一方の川崎は首位から2位に順位を落とした。「相手よりウチがハードワークしていたし、後ろから見ていても良い入りができていた」と語るのは、無失点に抑えたGK西川周作。唯一の無敗をキープしていた川崎にとっては、今季ワーストとも言える内容で、浦和がスコア以上の差を見せつけた形だ。

 等々力でのリーグ戦で、ペトロヴィッチ体制は過去4試合「0勝1分3敗」と苦杯を嘗めていたが、今節でようやく“初勝利”を手にした。現体制前の浦和は、等々力でのリーグ戦7試合において「4勝3分0敗」と無敗だっただけに、いかに風間体制の川崎と相性が悪かったかが見て取れる。もっとも、そんなジンクスにピリオドを打った。

 今節、川崎に打たれたシュートは6本のみ。過去の結果を見てもそれは最小であり、通算5度目の等々力対戦にて初の無失点。数字の上でも勝つべくして勝ったと言っても過言ではなく、「前半はほぼ川崎の陣地でサッカーをしていた。ピンチもあったけど、完勝と言っていい内容」(森脇良太)だった。

浦和の被シュート数は断トツの少なさで、2位の横浜とは18本もの差がある。

 首位に浮上した浦和の最大の強みは、「シュートを打たせない鉄壁の守備」だ。それは数字が証明する。8節を終えて、5失点は鹿島と並んでリーグ最少。なにより特筆すべきは被シュート数(相手に打たれたシュート数)だ。

 8試合で44本は断トツの少なさで、2位の横浜とは18本もの差がある。1試合平均の被シュート数にすると、実に「5.5本」。対戦カードの巡り合わせもあるが、それにしても1試合あたり5~6本しかシュートを打たせない守備の安定感は群を抜く。川崎戦の被シュート数も6本で、堅守は本物と言っていいだろう。

 3バックの中央で最終ラインを統率した遠藤航はこう語る。

「理想はハーフウェーライン付近で、ボールが出てくる時に奪うこと。ただ奪えない時は飛び込まず、入れ替わられないように意識していた。前の(攻守の)切り替えの意識は強いし、あれぐらい早く切り替えてボールの出所に行ってくれると自分も狙いやすい。そこは試合前からみんなで話していた部分で、上手く守れている」

 守備のコンセプトは明快で「できるところまでアプローチして、苦しくなったら全体でブロックを作って耐える」(森脇)というもの。槙野も守備に自信を深めたようだ。

「今シーズンは、ゴール前で不要なファウルをしないことと、セットプレーを与えないというのを徹底している。ズルズル下がる守備ではなくて、リスクがあるけど、ボールを奪いに行く守備がウチの良さであって、それが数字にも出ている」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160425-00010000-sdigestw-socc&p=2
 
2:2016/04/25(月) 11:30:32.13 ID:
 川崎の攻撃に怖さはなかった――。

 浦和の選手たちは、一様に似たコメントを発している。柏木陽介は“川崎恐怖症”について「川崎に対して、少しビビッてやっていた部分が昔はあったのかな。『回されるな、今日も』みたいな感じがあったけど、逆に『今度は回そう』という気持ちがあった」と振り返る。もっとも、その恐怖症をようやく克服し、殻を破った感が漂う。

「守備もできるだけハメて、セカンドボールを拾い二次攻撃につなげる。今日ぐらい前に行きながら、ダメな時は引いてブロックを作る。そうやってメリハリをつけてやれば、どのチームにもやられない」(柏木)

「普段どおりにやれば、相手が川崎だろうが、広州恒大だろうが、甲府だろうが、必ず良いサッカーができる」(森脇)

 殊勲のゴールを叩き込んだ武藤雄樹は「くさびから、浦和らしい攻撃ができた」と自画自賛するも、やはり“守備の勝利”だと強調した。

「川崎も攻守の切り替えが早くて、ボールを保持する時間が長いチームだと思うけど、その上を行こうという話をみんなでしていた。今日はボールを取られた瞬間、ハーフコートでボールを取り返すシーンが何度もあったし、相手に怖さを出させるシーンは少なかった。切り替えの部分で上回っていたし、ウチの完勝と言っていい」

 川崎の大久保嘉人は「俺らはパスをもらいにくかった。CBから出そうとしたけど、もう相手が寄せているからもらえない」と振り返る。森脇は「完璧な守備ができたんじゃないかな」と笑顔を見せつつ、こう続けた。

「相手もやりづらさがあって、こんなにプレッシャーが早いのかと思ったはず。こうやって言うと調子に乗った感じかもしれないけど、川崎には攻撃のタレントが揃っていて本来は脅威だけど、今日は怖いな、危険だなというシーンはゼロに近いぐらいなかった」

 前線で守備に奔走した興梠慎三は「前の選手が守備を一生懸命やることで、後ろもコースを限定して守れる。前からの追い込みが重要だと思うし、今はそれが上手くハマっている」と自信を覗かせ、「これをやり続ければ、失点は減ると思う。守備は成長している。後は僕たち攻撃陣が決めるだけ」と、守備陣に絶大の信頼を寄せる。

 浦和がこのまま守備の安定感と強度を高めつつ、さらに川崎戦のようなゴールを増やせば、グループリーグ突破を決めたACLでアジア制覇も決して夢物語ではないだろう。確かな感触を選手たちも感じているはずで、森脇はまるで全員の代弁者のように言う。

「普段どおりにやれば、相手が川崎だろうが、広州恒大だろうが、甲府だろうが、必ず良いサッカーができるという自信のもとで臨んでいる。なにかを変える必要はなかった」

「あとはみなさんに“大久保嘉人節”を引き出してもらって……」(槙野)

 川崎戦後、“饒舌”だったのが槙野だ。勝利を確信した瞬間について、川崎が4バックから3バックに変更して臨む後半の直前だったと明かす。

「(相手がシステムを変更して)逆にラッキーだと思った。後半スタート時の円陣を組む際、相手の陣形をチェックしたら、メンバーを代えたし、システムも変更してハメにきていると思った」

 さらに「それは僕らにとって好都合だった」と続けるのだ。「個としての勝負は、僕らが得意とするところだし、目の前の相手に競り勝つだけの強さと上手さは川崎よりあると思っていた。後半立ち上がりに『これはいけるな』と思った」という。この予感は的中し、実際に後半は1対1の場面が増え、浦和の個が光る展開となった。

 攻守の歯車が噛み合った浦和は、両面で川崎を凌駕した。今の水準をどの相手にも維持できれば、このまま第1ステージを首位で走り抜ける可能性もあるだろう。ひと通り話し終えた槙野は充足感を漂わせながら、最後に相手のエースをいじる“勝者の余裕”を振りまいた。

「僕らはピッチで自分たちの良さを見せたし、あとはみなさんに“大久保嘉人節”を引き出してもらって、明日の新聞等でなにを言っているか楽しみにしておきます」
 
3:2016/04/25(月) 11:31:37.44 ID:
浦和の興梠!
 
7:2016/04/25(月) 11:55:40.06 ID:
川崎に大久保がいれば、浦和には槙野がいる、うざい人
 
8:2016/04/25(月) 12:06:46.63 ID:
>>7
大久保はピッチ外ではいい兄ちゃんだから、槇野ほど嫌われてないんじゃないかな。この前も相撲とってたし。奥さんのために坊主にしたのとかも素敵だった。
 
10:2016/04/25(月) 12:13:29.31 ID:
どうでもいい。代表には槙野は要らない
 
11:2016/04/25(月) 12:17:29.97 ID:
槙野はそれほど嫌いじゃない、森脇に比べれば
ほんとにACL取れればいいけど、
あっさりソウルのアドリアーノにボコられて、高萩にドヤ顔でディスられそう
16:2016/04/25(月) 12:36:15.02 ID:
>>11
青山に本気でビビってるのは有名だけど、高萩もけっこう恫喝してたね 移籍初試合の時に
 
12:2016/04/25(月) 12:17:51.43 ID:
代表のベンチにいてもうざいからな
 
13:2016/04/25(月) 12:22:04.09 ID:
槙野はしっかり広報活動もしてくれてありがたい
うざいけど
 
14:2016/04/25(月) 12:25:54.73 ID:
槙野はまたバックパス取られたいみたいだな
 
17:2016/04/25(月) 12:40:41.34 ID:
川崎は風間が監督になって4年だけど、成熟してるイメージが全くない。
 
19:2016/04/25(月) 12:44:18.39 ID:
>>17
守備練習に力を入れたのは今年からだもの
 
18:2016/04/25(月) 12:42:43.70 ID:
鉄壁の守備してるのは阿部と遠藤やん
槙野は関係ない、黙ってろ