セルビア・スーペルリーガ第9節

ツルヴェナ・ズヴェズダ(レッドスター・ベオグラード)VSパルチザン・ベオグラード。
158回目のヴェチティ・デルビ(ベオグラードダービー)が開催。
今回の会場はパルチザンのホーム、スタディオン・パルチザーナ。

昨シーズンの対戦はズヴェズダの1勝1分け。







リーグタイトルを手にしたズヴェズダは、厳しい予選を勝ち抜き実に26シーズンぶりのチャンピオンズリーグ本戦に出場中。






ズヴェズダは火曜日にナポリとのGS初戦を戦ったばかり。




一方のパルチザンは8月末のヨーロッパリーグのプレーオフでベシクタシュ(トルコ)に敗れ、今季のヨーロッパの大会からすでに姿を消している。

リーグ戦は現在開幕7連勝中のズヴェズダが首位。8試合消化のパルチザンは6勝1分け1敗。

ダービー当日!
ツルヴェナ・ズヴェズダは最も近場でのアウェイゲームで、パルチザンと顔を合わせる。
キックオフは19時。

い く ぜ ズ ヴ ェ ズ ダ

ズヴェズダは今日、アウェイゲームを戦う!
念のため言っとくけど遠くない。(1キロぐらいしか離れてない)

我々は158回目のヴェチティ・デルビに向け準備ができている。
試合はパルチザン・スタジアムで19時開始
さあ行こう、赤と白!

試合開始まで3時間。
ヴェチティデルビ、君らの予想は?

「0-2」

3-1。
ボアキエが2ゴール、ダービーデビューのマリンが1点。
あいつらは慰めに1点とるでしょう。

ズヴェズダが勝つ

もちろんズヴェズダ。
白くて黒いやつらに勝つ

「結果」

パルチザン勝利:21%
引き分け   :8%
ズヴェズダ勝利:71%:


これがわれわれのスタメン。
キックオフまで30分。

や っ て や る ぞ ズ ヴ ェ ズ ダ !

パルチザンのスタメン。
もちろんストイコヴィッチがゴールを守る

ハーフタイム。
私に言わせればホラーショーのような前半だった
パルチザンのリカルド・ゴメスが33分にゴールを決めたが、
やつらにとってリードを奪うにふさわしい内容だった。

私たちは「たった」1失点で済んでラッキーだった。
とてつもなく大きな改善が必要だ!

(後半に入り72分)
ツルヴェナ・ズヴェズダがゴール!
決めたのはリッチモンド・ボアキエだ!
これで1-1!

マリンのクロスをボアキエが頭で押し込む。
GKストイコヴィッチにセーブされるが、ぎりぎりのところでボールはゴールラインを超えた。

ゴールは認められ、ズヴェズダが同点に追いつく。

試合終了。
ツルヴェナ・ズヴェズダ1-1パルチザン。
わずかにゴールラインを割ったリッチモンド・ボアキエのヘディングでのゴールによって、ズヴェズダはかろうじて1ポイントを獲得した。

試合は終わったし、さっさとここを離れよう。
ベオグラードダービーは1-1で終了。
同点ゴールとなったリッチモンド・ボアキエのヘディングシュートがゴールラインを割っていたかどうかはこれからも議論を呼ぶだろう。
ちょうどいい角度から撮影した映像がないので、はっきりと検証するのも難しい。

この画像がある中で一番いい角度だ。ゴール?ノーゴール?

私にはどうやって1ポイントを獲得できたのか手掛かりがない。
ひどいプレーだった。

ベオグラードでの"エターナル・ダービー”は、互いに勝ち点1を分け合った。
レッドスターはビハインドを追いつき、パルチザンから1ポイントをもぎ取った
 


□火曜日のナポリ戦から中4日。
移動がないとはいえ、あのCLのテンションで試合をした後ということで疲れもあってか内容は良くなかった。
そんな中で敵地で引き分けに持ち込んだのは間違いなくいい結果。
パルチザンはELすらプレーオフで敗退して休養十分やしな。

開幕7連勝の首位ズヴェズダの連勝は8試合目でストップ。
3位パルチザンとは勝ち点差2をキープ。(ズヴェズダは1試合未消化)
ズヴェズダホームのリーグ戦今季もうひと試合は来年2月27日(たぶん)。
スタンドの様子①。ここはバルカン半島。
発煙筒が飛び交うなんてあたりまえ。
その②
グロバリさんの焚火の様子(今回ではない)
その③