★大阪が圧勝で大分を下し、プレーオフを争う府中にプレッシャー《大阪vs大分》

▽6日にDUARIG Fリーグ2017/2018第32節のシュライカー大阪vsバサジィ大分が駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われ、7-3で大阪が勝利した。

▽ついに最終節を迎えるDUARIG Fリーグ。6日から3日間にかけて駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場でセントラル開催となった。初日第2試合ではプレーオフ出場を目指す大阪と1つでも上の順位でシーズンを終えた大分が対戦した。その大阪はここまで17勝3分け11敗で勝ち点54の6位。大分は4勝7分け20敗で勝ち点19の11位に位置している。

▽試合立ち上がりはお互いにつば迫り合いが続く展開となるが、徐々に大阪が主導権を握っていく。すると5分には自陣からのロングボールを芝野が頭で合わせると、GK檜山の頭上を超えてボールはゴールネットを揺らした。

▽すると大阪は7分に負傷明けのアルトゥールがピッチに登場。さらにクレパウジ・ヴィニシウス、そしてチアゴが当時にピッチに立った。すると直後のFKで、アルトゥール、クレパウジ・ヴィニシウスと繋いで最後はチアゴがGK檜山の股を抜くシュートを沈めた。

▽大阪の勢いは止まらず12分には佐藤、16分には大分が6つ目のファウルを犯して第2PKを獲得すると、これをクレパウジ・ヴィニシウスが決める。さらに17分には田村もネットを揺らして大阪が5点差とした。

▽大分は失点直後からパワープレーに入るとこれが項を奏す。17分に田村龍、18分に田村研が立て続けにゴールを奪い、前半のうちに2点を返した。

▽後半は大分が再びフィールドを4人に戻して臨むと、前半と同様に大阪が主導権を握る。すると27分にはこぼれ球を拾った加藤のシュートが決まって大阪が6点目を奪う。さらに30分、クレパウジ・ヴィニシウスがこの日2点目を奪い再び5点差とした。

▽すると大分は再びパワープレーを開始。チャンスを次々と作っていくが決めきれずに時間が経過して行くと、39分には仁部屋が一矢報いるゴールを奪う。しかし大分の反撃もここまでで終わり、大阪が大勝してプレーオフ出場を争う府中にプレッシャーをかけることとなった。

 

 

★木暮監督「大阪らしいフットサルができた」《大阪vs大分》

◆シュライカー大阪
▽木暮賢一郎監督
――試合を振り返って
「最後のセントラルですし、ご存知の通り残り2試合の状況で2連勝以外は次のステップに行けません。連勝しても自力ではいけません。勝たないといけないプレッシャーの中で勝ち点3だけでなく大阪らしいフットサルができたと思っています」

 

 

★アルトゥール「落ち着いて試合を進められた」《大阪vs大分》

◆シュライカー大阪
▽アルトゥール選手
――試合を振り返って
「幸先よくスタートできましたし、落ち着いてゲームを進められました。自分たちはプレーオフがかかっており、相手は今シーズン苦しんでいて、今日の試合に対する姿勢、置かれている状況に差がありました。パワープレーでの失点はありましたが、大きなエラーはなく、落ち着いてゲームを進められたとおもいます」

――久々のプレーを振り返って
「約3カ月ピッチから離れ10日間のトレーニングで今日を迎えました。ゴールチャンスもありましたが、率直に疲れました。その中で、リーダーとしてピッチ内外でチームが勝つために貢献できたとおもいます。こう言う難しい状況の中で、自分が戻ってチームがうまくいかないと言う罠にはまることだけはしたくありませんでした。今の流れにうまく乗りたい。自分のパフォーマンスやチームの状況、気持ちなどを考え、チームが波に乗るような形で貢献したいと思っていました」

 

 

★吉武監督「前半でゲームが決まった」《大阪vs大分》

◆バサジィ大分
▽吉武茂郎監督
――試合を振り返って
「完敗でした。チームとして何が良かったと言われると今日はなかったです。仁部屋のセットはポゼッションできていたので、チャンス作れれば流れができたとおもいます。そこで流れができなかったからダラダラしました。パワープレーで息を吹き返しましたが、後半の入りで失点。ただ、前半でゲームが決まった印象です」

 

 

 

★仁部屋「パワープレーしかしていない」《大阪vs大分》

◆バサジィ大分
▽仁部屋和弘選手
――試合を振り返って
「パワープレーしかしていなかったです。相手の崩しよりも自分たちのミスが失点に繋がりました。こういう試合をしていれば勝てないですし、何も言えない試合でした」

 

 

引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/list