★ヴィニシウスがハット! 大阪が浦安を退け3連勝《浦安vs大阪》

▽28日にDUARIG Fリーグ2017/2018第24節のバルドラール浦安vsシュライカー大阪が浦安市総合体育館で行われ、1-5で大阪が勝利した。

▽プレーオフ出場圏となる5位を目指す6位の大阪をホームに迎えた浦安。その浦安が序盤から試合の主導権を握る。

▽2分、野村が放ったシュートはGK岩永がセーブ。これで得たCKから永島もゴールを狙うも、わずかに右に外れる。

▽4分には再び浦安が決定機。加藤が右サイドを突破すると、中央へクロス。これを青山が合わせに行くも、大阪の守備陣がクリアする。

▽大阪は5分、カウンターのチャンスから仁井がシュート。しかし、これはGK藤原がセーブする。それでも7分、中央でボールを持った相井が左のチアゴへパス。これをチアゴが中央へ折り返すと、最後はヴィニシウスが蹴り込み、大阪が先制に成功する。

▽浦安は10分に5つ目のファウルを取られてしまい、プレスを強くいけない。直後には星がやや離れた位置からミドルシュート。強烈なシュートが大阪ゴールを捉えるも、GK岩永がセーブする。

▽大阪は12分、ディドゥだからチアゴがボールを奪うとカウンター。最後は横パスをヴィニシウスが再び決め、リードを2点に広げる。

▽後半も先に仕掛けたのは浦安。22分、荒牧が遠目から狙うもシュートはGK岩永がセーブ。23分にはドリブルで中央を突破した永島が左に展開。パスを受けた加藤がシュートも、枠を外れてしまう。

▽24分には星の縦パスを受けた青山がシュートも再びGK岩永がセーブ。こぼれ球を星が狙うも、枠を外れてしまう。

▽守勢が続いた大阪だったが、再びカウンターから追加点を奪う。28分、チアゴが自陣からドリブル。佐藤に展開すると、ファーでパスを受けたヴィニシウスがネットを揺らし、ハットトリックを達成する。

▽さらに30分には再び大阪がカウンター。チアゴが右サイドを突破すると、最後は逆サイドの佐藤が蹴り込み、0-4とする。

▽浦安は直後から星をGKに置いてパワープレーを開始。しかし、なかなかシュートを打つことができない。すると33分、チアゴが無人のゴールに蹴り込み大阪が5点目を奪取。

▽その後は試合がヒートアップし、イエローカードが乱発する展開となる中、残り11秒で永島が意地の一発。しかし、そのまま試合は終了し、1-5で大阪が勝利を収めた。

 

 

★木暮監督「選手たちがやりたいことを表現した」《浦安vs大阪》

◆シュライカー大阪
▽木暮賢一郎監督
──試合を振り返って
「皆さんもご存知の通り、プレーオフ争いというところが目の前の1試合で順位が動いたりといった時期に入っています。もちろん望んでいた順位ではないですが、こういった状況の中で、勝ち点を積み重ねてプレーオフに行くということで、厳しい状況の中、選手たちがセントラルの2試合を含めてピッチでやりたいことを表現できたと思います」

──ケガ人が多い中で結果が出始めているが
「浜松戦での敗戦を受けて、そのあとのケガとか含めて、自分自身もこの先どんなメンバーでどんなフットサルをすれば良いかを考えました。浜松戦後から戦い方などを変えて、個人が持っているポテンシャルであったりタレント、プレーエリアを最大限引き出せるのかなというところに注力しました。うまく3試合は機能したかなというところだと思いますし、自信であったりが戻ってきた印象かなと思います」

 

 

★高橋監督「コントロールし切れなかった」《浦安vs大阪》

◆バルドラール浦安
▽高橋健介監督
──試合を振り返って
「前半の早い時間帯で自分たちがチャンスを多く掴んでいたと思っていたので、その時間帯で勝負をかけると、試合前から話をしていました。その時間帯で1失点して、そこから少し相手が後ろを固めながらのカウンターとなったところで、自分たちがコントロールし切れなかったという印象です」

「とはいえ、チャンスの数というのはパワープレーを含めて1点決まれば流れが大きく変わるんじゃないかなと思っていましたが、パワープレーから失点して差が開いてゲームが終わってしまいました」

「流れの中でチャンスが作れている中でのゴールの取り方というのは、もう1つアイデアが必要かもしれないので、練習で改善できると思うのでやっていきたいです」

──試合内容と結果が一致していない試合が多いと思うが
「試合には流れが絶対にあり、自分たちのチャンスでゴールが入らず、我慢しなければいけないところで我慢できないと試合の流れが変わると思います。試合のツボを押さえるには、マネジメントを含めて課題があると思います。我慢できるところをできていれば違う結果になったと思いますし、試合の流れを押さえるところは、選手だけでなくスタッフを含めて課題だなと。試合によって実力とは違う差が出てしまっているところかなと思います」

 

 

 

引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/list?page=0