★すみだがリーグ戦で名古屋に初勝利し2連勝!! ルイジーニョ退場の名古屋は痛恨自滅で2位・町田との勝ち点差は5ポイント《名古屋vsすみだ》

▽8日に武田テバオーシャンアリーナでDUARIG Fリーグ2017/2018第20節の名古屋オーシャンズvsフウガドールすみだが行われ、3-7ですみだが勝利した。

▽現在4連勝中で首位を走る名古屋(勝ち点49)が、前節のヴォスクオーレ仙台戦で4試合ぶりの白星を手にした5位のすみだ(勝ち点37)を迎えた。

▽試合はややゆったりとした入りとなった中、3分にすみだが早速試合を動かす。清水が相手陣内中央で倒されてFKを獲得すると、キッカーを務めた渡井が直接叩き込んだ。さらに4分、星のクリアミスを奪いきった清水が、右サイドからそのまま豪快に蹴り込み一気に2点差とする。

▽追いかける展開の名古屋は、ビルドアップの場面でミスパスが目立ちうまくフィニッシュまで持ち込めない。しかし外国人選手の個人技で1点を返した。中央でボールを持ったルイジーニョが渡井をかわしてトゥーキックで豪快にシュートを突き刺した。その後もルイジーニョが立て続けに決定機を迎えるが、GK矢澤が水際で防ぎ、諸江も体を張ってシュートブロックに入り得点を許さない。

▽13分にも名古屋が決定機。右キックインからフリーとなったヴァルチーニョが、体勢を崩しながらシュート。GK矢澤の手をすり抜けるも、左ポストを叩き決めきれず。すみだも15分に左CKから逆サイドの清水がボレーで狙うが、こちらは枠を捉えきれない。前半はそのまま終了を迎えた。

▽後半最初のチャンスはすみだが作り出し、右からのキックインで清水が逆サイドに入れたボールを渡井がダイレクトボレーで合わせる。しかしこのシュートは精度を欠いてクロスバーを越えていった。しかし22分、名古屋が丹羽のハンドをアピールしている際に、すみだは集中を切らさず、右サイドからボールを繋いで最後は宮崎が押し込み、3点目を奪った。

▽再び2点差とされた名古屋にアクシデント。23分にルイジーニョが諸江との接触し転倒。レフェリーはこのプレーに対してルイジーニョにイエローカードを提示し、これがこの日2度目の警告となったルイジーニョは退場となった。数的優位のすみだは最初のプレーで、ボラのヒールパスに反応した清水がネットを揺らして4点目を奪取する。

▽名古屋は数的同数に戻り、さらに西谷をGKに置いたパワープレーへと移行した。24分には中央の西谷が入れたパスから、右サイドから中央に斜めへと入り込んだ齋藤が狙うもシュートは相手に当たってしまった。

▽さらに名古屋は26分、西谷ではなく安藤をGKの位置に置いたパワープレーへと移行。しかし27分にはカウンターから渡井に決定機を作られるが、このシュートはクロスバーに助けられた。迎えた28分、西谷のパスを奪った岡村が冷静にパワープレー返しを沈めて5点目。32分にはボラのパワープレー返しが決まり、スコアはついに6-1となった。

▽すみだのゴールラッシュはまだ止まらない。32分にはパワープレーを凌いだカウンターから宮崎のシュートパスに対して、逆サイドに走り込んでいた岡村が滑り込んでネットを揺らす。

▽6点差とされた名古屋はパワープレーを諦めるも、33分には右CKから齋藤がダイレクトボレーを決めきる。さらに33分にはヴァルチーニョのパスから橋本もゴールを奪い、点差を詰める。

▽名古屋は38分から安藤をGKに置いたパワープレーに再び入る。しかしすみだは名古屋のパワープレーに対して完璧な守りを見せてチャンスを作らせず。試合はそのまま終了を迎え、すみだが参入以来、名古屋に対してリーグ戦で初勝利を挙げた。一方、今季3敗目となった名古屋は、2位の町田が勝利したことで勝ち点差は5に縮まっている。

 

 

引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/list?page=0