▽13日に国立代々木競技場第一体育館で行われた第21回全日本フットサル選手権の3位決定戦、府中アスレティックスFCvsバルトラール浦安は、3-2で浦安が勝利した。

▽準決勝でペスカドーラ町田に敗れた(1-3)府中と、名古屋オーシャンズとの延長戦の末に根負けした(3-4)した浦安の一戦。序盤から互いに仕掛け合うが、攻め切れないシーンが続いたこともあり、やや停滞感の漂う展開となる。

▽そんな中、11分にハーフウェイライン付近で山田ラファエルユウゴからボールを奪った浦安がカウンターを発動。左サイドの加藤竜馬がグラウンダーのクロスを中央に入れると、ゴール前に詰めていたた三木一将が身体ごとボールを押し込んだ。

▽先制を許した府中は16分に同点のチャンス。GKクロモトのセービングからカウンターに持ち込むと、左サイドでフリーの永島俊がシュート。グラウンダーのシュートが枠の右を捉えるが、これは惜しくも外側に流れてしまう。

▽迎えた後半も互いにせめぎ合う展開は変わらず、1点ビハインドの府中が前に圧力をかける一方で、浦安もカウンターで追加点を狙っていく。

▽すると30分、浦安は左サイドの小宮山友祐が敵陣の右サイドに大きくサイドチェンジ。これを受けた中島孝が折り返すと、ファーサイドからゴール前に走り込んだ星翔太が頭でネットを揺らした。

▽これで勢いづいた浦安は続く32分、右サイドで小宮山からパスを受けた星が左ポスト側に向かい、アーリー気味にパスを供給。星からのリターンパスに反応した小宮山がプッシュした。

▽立て続けの失点でより厳しい状況に陥った府中は、残り時間5分程度のところで、パワープレー要員として永島を投入。より攻勢を強めると、37分に小檜山譲、39分に山田ラファエルユウゴがネットを揺らす。

▽連続しての失点でやや浮き足立った浦安だったが、粘り強い守備で府中に同点ゴールを許さず試合終了。府中の猛攻から逃げ切った浦安が3位で今大会を終えた。

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