★大分がパワープレーから怒涛の追い上げ見せるも、湘南が逃げ切り勝利!!《大分vs湘南》

▽24日にDUARIG Fリーグ2017/2018第18節のバサジィ大分vs湘南ベルマーレがべっぷアリーナで行われ、4-3で湘南が勝利した。

▽今シーズンからの試みとなる6クラブ共同開催が4回目を迎えた。べっぷアリーナには、AbemaTV シリーズとしてバサジィ大分をはじめ、エスポラーダ北海道、バルドラール浦安、府中アスレティックFC、湘南ベルマーレ、デウソン神戸が集結した。

▽大会の最終戦では、前日のエスポラーダ北海道戦で3点差を追いついた地元の大分と、浦安との関東ダービーで大勝した湘南が激突した。試合はホームの大分が前線から積極的にプレスを仕掛けて高い位置からボールを奪いにかかる。受ける形となった湘南は、押し込まれながらもGKフィウーザを中心に集中して対応する。

▽3分にはお互いにチャンスを作る。まずは湘南がボールを奪ってカウンターからロドリゴがシュートを放つがGK後村がセーブ。大分も藤川が右サイドで反転して縦に突破。そこからのシュートパスに石関が飛び込むが、わずかに合わせられなかった。

▽その後も、お互いにチャンスを作りながらも決め切れない。それでも湘南は17分、右サイドからのクロスにニアサイドの林田が合わせた。これはクロスバーを叩くも、こぼれたところをロドリゴが押し込み先制。さらに前半終了間際には刈込のシュートも決まって、前半で2点のリードを奪った。

▽後半は早々に湘南が決定機を作り出す。21分に高い位置でボールを奪った内村がGKと一対一を迎える。しかしシュートは枠を捉え切れず、大分を突き放せない。それでも湘南が大分を押し込んでいくと、29分には内村が放ったシュートをゴール前の林田が触ってコースを変えるとこれが決まって、湘南が3点目を奪う。

▽大分は8分以上を残して白方をGKに置いたパワープレーに出る。しかし33分には刈込のパワープレー返しが決まって4点差とされた。ところがここから大分の逆襲が始まる。34分にパワープレーの流れから田村龍がゴールを奪うと、35分には山蔦もネットを揺らす。

▽2点差に追い上げた大分は、38分に左サイドからのシュートパスに逆サイドの山蔦が合わせてついに1点差とする。さらに48秒には田村のシュートがクロスバーを叩いてボールが真下に落ちるも、ゴールラインをわらず。結局あと一点を取れず、大分が追い上げを見せたが湘南が逃げ切りに成功した。

 

 

★奥村監督「選手たちに感謝している」《大分vs湘南》

◆湘南ベルマーレ
▽奥村敬人監督
――試合を振り返って
「昨日の浦安戦で大勝して、今日の入りは難しいかなと思っていました。実際に大分のカウンターを受けて、体力面でも2日目できつい試合でした。前半2点で気持ちに余裕ができましたし、パワープレーまでは普段通りに進んだ試合だったと思います。ただ、パワープレーでは相手の質が高く、2つの守備を用意してきましたがそれを突破されました」

「タイムアウトに関しては取るべきか迷いました。ただ、こちらがタイムアウトをとることで、相手のオフェンスを修正させるのが嫌で、信頼したメンバーを送り出しました。結果、1点差を守りきれたなと。1点差と同点は全く違う結果ですし、最後の部分を褒めたいと思います。選手たちには感謝しています。ただ、もっと点を奪うチャンスはあったと思うので、そこで決めないとこういう風に苦しみます。上位が相手ならばそこを決めないと勝てないです」

「今後の練習から修正して、府中、大阪、名古屋戦に向けてチーム力上げていきたいと思います」

 

 

 ★吉武監督「シンプルにプレーできなかったことが敗因」《大分vs湘南》

◆バサジィ大分
▽吉武茂朗監督
――試合を振り返って
「4対4の戦い方で、不運な失点もありましたが、あそこをしっかり守れていればなというのと、パワープレーの時に曖昧なプレーがありました。それがこの結果だと思います。シンプルに簡単な選択をしなければいけなかったと思います。それがこの敗因につながります」

 

 

 

引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/list?page=0