▽11日に国立代々木競技場第一体育館で行われた第21回全日本フットサル選手権の準々決勝第1試合、府中アスレティックFCvsシュライカー大阪は3-2で府中が勝利した。

▽一次ラウンドのグループCを勝ち抜いた府中とグループDを突破した大阪の一戦。大阪がヴィニシウスのミドルシュートなどで主導権を握りにかかるが、なかなかゴールネットを揺らすことができない。

▽すると、15分に強引な仕掛けで中央突破を試みた山田ラファエルユウゴが右サイドのスペースにボールを供給。これを受けた上福元俊哉が右足でゴールネットを揺らし、府中が先制した。

▽良い入りを見せながらも1点のビハインドを追う展開を強いられた大阪。迎えた後半も流れに乗り切れずにいると、23分に府中のカウンターが発動。右サイドを突破した完山徹一の折り返しから三井健が押し込み、府中が追加点を奪った。

▽瀬戸際に立たされた大阪は35分あたりから小曽戸允哉をパワープレー要員として投入。攻勢を強めると、タイムアウト明けの38分に右サイドで得たリスタートの流れからその小曽戸がネットを揺らし、大阪が1点を返す。

▽さらに39分にも猛攻に出た大阪が森秀太の一発で同点に追いつくが、残り2秒のところで府中がGKクロモトのロングシュートで逆転。そのまま大阪を振り切った府中は、12日に行われる準決勝ですみだvs町田の勝者と対戦する。
 
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