★仙台が湘南に逆転勝利で3連勝《仙台vs湘南》

▽3日にDUARIG Fリーグ2017/2018第14節のヴォスクオーレ仙台vs湘南ベルマーレが北海きたえーるで行われ、4-3で仙台が勝利した。

▽今シーズンから初の試みとなる6クラブ共同開催が3回目を迎えた。北海きたえーるには、J SPORTSシリーズとしてエスポラーダ北海道をはじめ、ヴォスクオーレ仙台、フウガドールすみだ、府中アスレティックFC、湘南ベルマーレ、アグレミーナ浜松が集結した。

▽初日にアグレミーナ浜松と対戦してクラブ史上初の2連勝を達成した仙台と、フウガドールすみだとの関東ダービーに敗れた湘南が2日目の第1試合で対戦した。試合は連戦の疲れからかややゆったりとした入りとなった。

▽しかし、2分に左サイドでボールを受けた鍛代が反転からマークを外してシュートを放つなど、湘南が徐々に仙台ゴールに迫る。すると、3分には、小門の粘りからボールを繋ぎ、抜け出したロドリゴがそのままシュートを突き刺して湘南が先制した。

▽しかし、仙台も試合再開後から攻め込むと、右サイドで横澤を交わしてカットインした内野が同点ゴールを奪う。さらに4分には、マルロンが左サイドから狙ってくなど仙台がギアを上げていく。

▽その後、お互いにカウンターから決定機を作り出すが決めきれず。15分には仙台が左サイドのアレックスが入れたクロスボールに堀内が頭で合わせるも枠外へ。湘南も17分に刈込がドリブルでボールを運び、シュートパスを内村が押し込みにかかるが決めきれない。

▽そのまま前半が終わるかと思われたが、19分に左サイドで内野のヒールパスに抜け出したアレックスがシュートパスを配給。これを堀内が押し込んで仙台が2-1と逆転して前半を終えた。

▽後半は追いかける湘南が波状攻撃を仕掛ける。しかし、23分の刈込が放ったミドルシュートは枠をとらえきれず、24分にはロドリゴの仕掛けから内村、本田真琉虎洲と立て続けにシュートを放つが、仙台が集中した守りを見せる。

▽すると28分、左サイドからパス交換でゴール前に入り込んだノエのシュートがネットを揺らして仙台が湘南を突き放す。一方の湘南は30分に高い位置でボールを奪ったロドリゴがループシュートを狙うがボールはクロスバーを越えるなど決めきれない。

▽残り3分12秒から、湘南はGKに鍛代を投入してパワープレーに出る。すると39分、右サイドから崩した湘南は鍛代がネットを揺らして一点差に迫る。その後も湘南が猛攻を仕掛けるが、試合終了間際に底辺でロドリゴがボールを奪われると、マルロンに独走を許してボールは無人のゴールへ。湘南は試合終了間際に植松が一矢報いるも、直後に試合終了のホイッスル。仙台が3連勝を飾った。

 

 

★ホセ監督「今日の勝利を楽しみたい」《仙台vs湘南》

◆ヴォスクオーレ仙台
▽ホセ・フェルナンデス監督
――試合を振り返って
「今日も良い試合ができました。全般的に見て良い守備でした。湘南はフィジカルが強いチームで、昨日も試合があった中での試合。今日は選手たちを祝福したいです。3試合連続で勝っています。今日はこの勝利を楽しみたいです。そして明日から地に足をつけて、自分たちがどこのレベルのチームで、どこに行きたいか考えたいと思います。リーグは長くて、いつも言っていますが、どういう風に始まったかではなく終わるかが大事です。今のトレーニングを続けて、今のようなプレーを続けることが大事です」

 

 

★奥村監督「仙台の術中にはまった」《仙台vs湘南》

◆湘南ベルマーレ
▽奥村敬人監督
――試合を振り返って
「率直に仙台のディフェンスが素晴らしかったと思います。数多くのチャンスを作りましたが最後のところで守られました。何本シュートを打っても最終スコアが全てで、最後を割れなかった部分は仙台の術中にはまった印象です」

 

 

引用元：Fリーグモバイル　http://sp.f-lg.jp/news/list?page=0