引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=279371&page=0

 

 

★両ゴレイロ躍動の一戦は、名古屋が齋藤弾で開幕戦白星飾る《名古屋vs府中》

▽11日に東京・国立代々木競技場第一体育館でDUARIG Fリーグ2017/2018開幕節2日目が開催された。第2試合の名古屋オーシャンズvs府中アスレティックFCは、1-0で名古屋が勝利した。

▽10連覇を目指して臨んだ昨シーズンは、リーグ戦で2位に終わるとプレーオフではペスカドーラ町田に敗れてプレーオフFinal Round進出を逃した名古屋。対戦するのはそのプレーオフで名古屋に敗れて決勝進出を阻まれた府中となった。

▽名古屋は注目のブラジル代表FPラファが欠場となり、府中も練習中に完山が負傷するアクシデントに見舞われた。立ち上がりは府中が前線から積極的にプレスを仕掛ける中、名古屋は2分に左サイドから攻め込み酒井がシュートを放つ。しかしここはGKクロモトが体勢を崩しながらもボールをはじき出した。

▽府中も3分に左サイドでマーカーを外した渡邉が縦に突破してシュートを狙うなど、両チーム共に相手ゴール前に迫っていく。府中は8分に右サイドに流れた上福元が反転でマーカーを置き去りにして右足で角度のない位置から狙う。しかしボールは枠を捉えきれず、このチャンスを決めきれない。9分にも岡山がGKと一対一を迎えたが、ここはGK篠田に軍配があがる。

▽名古屋は11分に平田がボックス手前でファウルを受けてFKを獲得。西谷が直接狙ったシュートを、GKクロモトが顔面でセーブし、名古屋も決めきれない展開となる。12分には右CKから星が右足を振り抜くが、ここは左クロスバーを叩いた。その後もお互いに決定機を作り出すオープンな展開となったが、前半はゴールレスで終えている。

▽後半最初のチャンスは府中で、22分に左サイドからカットインした皆本が右足を振り抜くが、ここはGK篠田が好反応を見せて凌ぐ。24分にも左サイドで一人交わした皆本がシュートパスを入れるが、飛び込んだ関はボールに合わせることができなかった。

▽名古屋も27分、左サイドからカットインした橋本が右足で狙う。GKクロモトがはじいたところに平田が詰めるが、間一髪でクロモトがセーブした。28分には府中にチャンス。右サイドからトラップで中央に持ち込んだ皆本がシュート。しかしここでもGK篠田が立ちはだかる。その後も立て続けにチャンスを作った府中だが、上福元、柴田のシュートは決めきれず。

▽迎えた33分、ついに試合が動く。右サイドでボールを収めた平田から星に展開。星は縦に抜けて右サイドの深い位置からマイナスのボールを入れると、GKクロモトが一度は止める。しかしこぼれたボールを齋藤が反転して押し込み、名古屋がついに先制した。

▽府中は36分に、渡邉がミドルレンジから左足を振り抜くが、GK篠田がセーブ。直後には右CKからまたも渡邉が狙うが、GK篠田が魅せる。さらに再び右CKから上福元がダイビングヘッドを狙うと、ボールはゴールマウスに転がるがここも篠田がギリギリで書き出した。

▽府中は残り2分30秒でタイムアウトを要求し、GKに柴田を入れたパワープレーに入る。39分にはゴール前に入ったボールを上福元が狙うが、ここもGK篠田が体でブロック。試合はそのまま終了を迎え、名古屋が齋藤のゴールを守りきって開幕戦を白星で飾った。