引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=279265&page=0

 

 

★北海道が昨シーズン王者にあと一歩及ばず…大阪がオープニングゲームを制す《大阪vs北海道》

▽10日に東京・国立代々木競技場第一体育館でDUARIG Fリーグ2017/2018が開幕した。初日第1試合のシュライカー大阪vsエスポラーダ北海道は、4-3で大阪が勝利した。

▽10周年のアニバーサリーを迎えた昨シーズンに絶対王者である名古屋オーシャンズからリーグタイトルを奪った大阪と、9位に終わり今季は巻き返しを図る北海道が、新シーズンのオープニングゲームに登場した。

▽試合は1分に北海道の十川が敵陣中央左から左足を振り抜くが枠を捉えられない。さらに2分にも細かいパス回しから十川が再び左足でシュート。今度はGK冨金原に阻まれたが、北海道が昨シーズン王者を攻め立てる。

▽しかし、このピンチを防いだ大阪が一瞬の隙から先制点を奪う。4分、敵陣右深い位置から堀米が中央へ折り返すと、これを受けたチアゴが右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。

▽欲しかった先制点を奪った大阪は5分にもアルトゥールが敵陣中央から強烈なシュートを放つなど、次第に敵陣へ侵攻する回数が増加する。すると7分、ボックス右外でFKを獲得。これをキッカーのヴィニシウスが中央へパスを送ると、アルトゥールがボックス左へラストパス。このプレーでGK坂を惹きつけるとこれを受けた相井が落ち着いてゴールに流し込んだ。

▽このゴールで流れを引き寄せた大阪は直後にもボックス左手前でのFKをキッカーのアルトゥールがパスに見せかけたノールックシュートで、ゴール右上を射抜いた。

▽前半序盤で3点ビハインドと苦しい展開を強いられる北海道は、攻勢に転じるもなかなか大阪ディフェンスを崩しきることができない。それでも10分、カウンターから開幕男が反撃の狼煙を上げる。田辺がハーフウェイラインまで持ち運ぶと相手選手2人を引きつけて右サイドへスルーパス。これに走り込んだ十川がファーサイドに折り返し、最後は水上が押し込んだ。

▽1点を返した北海道は12分、右サイドでキックインを獲得し、キッカーの室田がゴール前へのクロスを選択。これを走り込んだ酒井が巧みに右足ヒールで合わせ、ゴールに流しこみ、1点差へと迫る。

▽リードを縮められた大阪は、北海道を引き離しにかかるも途中からピッチに立ったGK鶴岡を中心としたディフェンスを前に決定機を作ることができない。それでも大阪は、チアゴの個人技からリードを広げる。19分、チアゴが左サイドから敵陣へと侵攻。そのままボックス手前まで切れ込むと、対峙したDFを2度のシュートフェイントで揺さぶり、最後は右足でゴール左隅を突き刺した。

▽しかし、北海道も食らいつく。20分、ボックス手前でパスを受けた鈴木がゴール前右へスルーパス。これが走り込んだ酒井にマイナス気味に届いてしまうも、酒井が反転しながらそのまま左足で華麗にゴールへ流し込んだ。

▽ここまで計7得点が生まれて迎えた後半は、互いに主導権を譲らない展開となる。それでも圧倒的な攻撃力を誇る大阪がフィニッシュまで持ち込むが、25分にボックス手前でパスを受けたヴィニシウスの左足のシュートは、右ポストに嫌われる。30分にも敵陣中央左から相井が左足で強烈なシュートを放つも、今度はGK鶴岡の左足でのブロックに防がれる。

▽なんとか追いつきたい北海道は、粘り強い守備から素早く攻撃に転じたいものの、シュートで終わる大阪の攻撃により、カウンターを仕掛けることができない。それでも36分、自陣でボールを奪った鈴木が敵陣へ運び、ボックス右手前でラストパス。走り込んだ十川が左足でシュートを放ったが、ゴールバーの上を通過した。さらに、その直後、ボックス手前へのこぼれ球に反応した鈴木が左足でシュートを放つと、左ポストに嫌われ、同点に追いつくことができない。

▽終盤、北海道は38分からパワープレーを開始。すると、40分、敵陣左深い位置から水上がクロスを入れると、ボックス手前から宮原がシュート。しかし、これをGK冨金原がファインセーブでチームの危機を救い、そのまま試合終了。昨シーズン王者・大阪がオープニングゲームを制した。