引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=277253&page=0

 

★浦安が好調・湘南を退けて名古屋の待つ決勝へ!!《sfida Fリーグオーシャンカップ2017》

▽20日に北海きたえーるで、sfida Fリーグオーシャンカップ2017 in北海きたえーる supported by LIFEGUARDOの準決勝が行われた。第2試合の湘南vs浦安は4-1で浦安が勝利している。

▽前日の準々決勝でホストの北海道に打ち合いの末勝利した湘南と、町田との関東ダービーで土壇場で追いつきPK戦を制して勝ち上がった浦安による関東ダービーが行われた。

▽試合は立ち上がりからGKフィウーザがハーフを超えてボールを運ぶ形を多用する湘南が浦安を押し込んでいく。3分には左サイドで大徳が小門とのパス交換から抜け出してシュートを放つ。4分には右サイドのロドリゴ、中央の大徳とつないで、最後はファーサイドの本田の元にボールが溢れるが、このチャンスでボールを押し込むことはできなかった。

▽一方の浦安も徐々に相手陣内へとボールを運べるようになると、5分に右CKから逆サイドの荒牧がボレーシュートを狙うが、枠を捉えきれない。7分、パラレラで右サイドを抜けた永島の折り返しに、野村が頭で合わせに行くが、ボールを押し込むことはできなかった。

▽しかし迎えた8分、再び右CKを獲得した浦安は、逆サイドの荒牧がまたもボレーシュートを狙うと、今度はゴールマウス右上段に突き刺さって先制する。追う展開となった湘南は9分に本田が右サイド高い位置でボールを奪ってカウンター。最後はロドリゴが狙うも決めきれず。12分にもカウンターから浦上、小門とつないで刈込が狙うがボールは枠外へ。前半はそのまま浦安が1点リードで終えた。

▽後半はさらにゴール前での攻防が多くなった。まずは21分、相手陣内でパスをカットした内村がシュート。GK藤原に止められて溢れたボールに再び内村が積めるが、ここもGK藤原が立ちはだかる。浦安も直後の22分に、自陣からロングボールを蹴ると、GKフィウーザとロドリゴが被ってしまいボールはゴール方向へ。しかしわずかにポストの外へと転がり追加点とはならなかった。

▽しかし29分、右サイドに抜け出した丸が放ったシュートをGKフィウーザが止めるが、ボールをこぼしてしまう。すると丸がこれをゴールマウス上段に蹴り込んで浦安がリードを広げた。湘南も30分に左サイドのキックインでロドリゴがゴール前に入れた鋭いボールを本田真琉虎洲が押し込んで1点を返す。

▽浦安も失点直後、ボックス手前でボールを受けた野村が反転シュートを沈めて、スコアは3-1に。湘南は失点後にGKを上原にチェンジ。迎えた36分にビッグチャンスを作る。鍛代が飛び出しGK藤原の股を抜くシュートを放つが、ここは戻ってきたディドゥダがカバーに入ってボールを弾き出す。

▽終盤は湘南が押し込んで行く展開の中、37分からは鍛代をGKに置いたパワープレーを開始。しかし38分、湘南の攻撃を食い止めた浦安は、GK藤原のスローに、ゴール前へと走りこんだ星がバックヘッドでネットを揺らして4点目。試合はそのまま終了を迎え、浦安が名古屋の待つ決勝へ、湘南は大阪との3位決定戦に臨むこととなった。

 


 

★高橋監督「北海道で決勝まで勝ち進めたことは選手たちの頑張りのおかげ」《sfida Fリーグオーシャンカップ2017》

◆バルドラール浦安
▽高橋健介監督
――試合を振り返って
「相手チームをリスペクトした上で守る時間帯が長くなると想定して試合に臨みました。その中で我慢して、相手の長所を少しずつ削って、ハードワークして、若い選手がゴールとったことで勢いが出ました。全部がかみ合っていて、思っていた展開になったと思います」

「とはいえ、自分たちが攻撃で主導権を握って落ち着いた展開にしたかったのが本音です。まだまだ、まだ改善点は多い。最低限のハードワークが大会通じて表現できていることが勝因だと思います」

――旭川出身である自身が北海道で指導者として初めての試合を戦い、明日はタイトルがかかる決勝を迎えるが
「旭川とは実際には結構な距離があります(笑)。仲が良い友達がいるわけではありませんが、夜な夜なホテルの前やコンビニで「高橋さんですよね、中学が一緒なんです」と声をかけてもらえました。そういう意味で、こういう土地で決勝まで進めたことは、監督として経験がない中でも選手たちの頑張りのおかげだと思っています。選手に感謝したいです」

 


 

★星「今の僕にはすごく安心して、信頼を預けられる仲間がいる」《sfida Fリーグオーシャンカップ2017》

◆バルドラール浦安
▽星翔太選手
――試合を振り返って
「ハードワーク、若手の活躍がチームに良い雰囲気と結果をもたらしました。明日は久々の決勝で、勝つためにしっかりと準備したいと思います」

――決勝の舞台で弟の龍太選手の名古屋と対戦する。同じキャプテンとして、さらにポジションでも噛み合う中での思いは
「こういう舞台で戦うのは初めてです。まずはピッチに立たないとわからないですが、今の僕にはすごく安心して、信頼を預けられる仲間がいます。僕がどうとかではなく…。当然私情は挟んで、ガシガシやりあうでしょうし、肘も入るでしょう。
そんなこともあるでしょうが、それはそれで、しっかりと自分の仕事をやって、仲間と勝利を掴みたいと思っています」

 

 

★奥村監督「オフェンスに関しては相手を苦しめられている」《sfida Fリーグオーシャンカップ2017》

◆湘南ベルマーレ
▽奥村敬人監督
――試合を振り返って
「完敗ですね。それにつきます。ただ、選手は湘南らしいフットサルしてくれたので感謝しています」

――今シーズン初となるタイトルがかかった試合に臨んで見えた課題と手ごたえは
「新加入の選手がいるので、守備面の連携が課題です。2点目と3点目はこちらのディフェンスエラーでしたので、そこは修正が必要です」

「手ごたえの部分は、オフェンスに関しては相手を苦しめられているなと。昨日、一昨日と点が取れて、今日は取れなかったですがそれもフットサルだなと。今日は相手の守備が上回っていて、決めるところで決められたということです」

 

★刈込「決めるか決めないかの差が出た試合」《sfida Fリーグオーシャンカップ2017》

◆湘南ベルマーレ
▽刈込真人選手
――試合を振り返って
「こちらもチャンスがあった中、決めるか決めないかの差が出た試合でした」