◆アジア・チャンピオンズリーグ１次リーグＦ組　浦和６―１Ｗシドニー（２６日、埼玉スタジアム２００２）

　浦和の強さに完敗だった。試合後の会見に出席したトニー・ポポヴィッチ監督（４３）は「浦和は明らかに我々よりもいいチームだった。次のラウンド頑張って欲しい」と最初の感想を話した。

　攻撃力のある浦和の前にこの日は３バックと両ウィングバックを引き気味にする“５バック”のような布陣で応戦したが、前半だけで３失点。後半も途中出場のＦＷラファエル・シルバ、興梠に加点され、６失点。後半２１分にかつて川崎、鳥栖でプレーしたＭＦ楠神が１点を返すのが精いっぱい。「明らかにすべてのエリアにおいて、浦和はすごい。１点しかとれなかった。１点はうれしかった。チャンスはたくさんあったけど１点しか取れずに悔しい」と指揮官。１次リーグ敗退が決まったが、若いチームは再びアジアの舞台に立つことを誓っていた。

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