鹿児島市の森市長がマニフェストに掲げる、新サッカースタジアムの整備について話し合う初めてとなる協議会が開かれた。
森市長はスタジアム整備に向け、改めて意欲を示した。
新しいサッカースタジアムの整備に向けた初めての検討協議会には、鹿児島市や商工会議所、
サッカー協会などから選ばれた委員１３人が参加した。
森博幸市長がマニフェストに掲げるサッカースタジアムの整備。
Ｊ３鹿児島ユナイテッドのＪ２昇格の条件となっていて「ドルフィンポートの跡地」が候補地の１つとして挙がっている。
会の冒頭、森市長は「スポーツは町を元気にする。
県・市一体となってなるべく早くスタジアムを整備できるよう力添えを頂きたい」と述べ、改めて、スタジアムの整備に向けて意欲を示した。
また、２０２０年の東京オリンピックに向けスポーツを成長産業とする国の戦略が紹介され、今後の施設整備の重要性が説明された。
委員からは、「新スタジアムで収益は上がるのか」とかＪ２ライセンス取得の条件に関する質問が相次いだ。
また、県も独自にスポーツ施設の協議会を立ち上げることになっていて「一体となり進めた方が良いのでは」といった意見も出た。
鹿児島大学特任教授の井上佳朗委員長は「サッカーの振興を通しながら地域の活性化をしたいという思いは共通だが、
まず忌憚のない意見を聞きながら、地域にとって必要な投資なのか検討していく」と述べた。
協議会では、５月に北九州市と熊本市にあるサッカースタジアムを視察するほか、６月に２回目の協議会を開くことにしている。
計４回ほどの協議を重ね、来年度中には提言をまとめる計画だ。

http://www.news24.jp/nnn/news8728869.html