★星が復帰後4戦連続弾も浦安は湘南とドローでプレーオフ出場に黄信号《浦安vs湘南》

▽27日にSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第30節の浦安vs湘南がテバオーシャンアリーナで行われ、1-1のドローに終わった。

▽今シーズン最後のセントラルが開幕し、初日第1試合では逆転でのプレーオフ出場を目指す6位の浦安(勝ち点42)が11位の湘南(勝ち点22)と対戦した。試合は開始早々に浦安が、星へのピヴォ当てから中島が狙うなど積極的な入りを見せる。3分には加藤がカウンターで抜け出したが、ここは戻った鍛代のスライディングによりシュートまでは放てなかった。

▽対する湘南は、4分を迎えることにセットを入れ替えると、ここからGKフィウーザがハーフを超えてパワープレーのような形を見せる。浦安を押し込んでいく湘南は7分にロドリゴが左サイドに流れてシュートを放つとこれはGK藤原がセーブ。しかしこぼれ球を上原が胸で押し込んで湘南が先制した。

▽追いかける展開となった浦安は、前からのプレスを強めて高い位置でボールを奪いにかかる。15分には再び星の落としから、中島が角度のない位置から狙うがここはGKフィウーザがセーブ。17分には右サイドで小宮山がボールを奪ってカウンターに持ち込んだが、フリーでボールを受けた野村はGKフィウーザとの一対一を決めきれず。前半は湘南が1点リードで終えた。

▽後半はリードする湘南が先に仕掛ける。開始直後からGKフィウーザを上げたパワープレーを見せると、22分に左サイドでボールを受けた浦上のシュートパスに鍛代が合わせるが、ここはGK藤原がセーブ。浦安も24分に野村が倒されて得たFKから荒牧がミドルシュートを狙うが、枠を捉えきれなかった。

▽その後は浦安が主導権を握るも、湘南が素早い切り替えと高い集中力で攻撃を跳ね返していく。しかし浦安の攻撃をファウルで止める場面が目立ち、33分には5ファウルとなる。迎えた34分、星が左サイドで仕掛けて相手のファウルをもらい、浦安が第2PKを獲得。しかし加藤のシュートは枠を捉えきれずに、浦安は同点のチャンスを逸した。

▽刻一刻と時間が減っていく中、浦安は39分にカウンターのチャンス。中央を持ち上がった加藤が左サイドに展開すると、ボールを受けた星が蹴り込んで浦安がついに同点とする。その後も押し込んで勝ち越しを目指す浦安は、残り31秒で小野をGKに入れるパワープレーを開始。しかし決勝ゴールは生まれずに試合は終了を迎え、プレーオフ出場を目指す浦安にとっては痛いドローとなった。

 

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