★相井2発の神戸がホームで仙台を5-0完封《神戸vs仙台》

▽15日に神戸市立中央体育館で行われたSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第28節の神戸vs仙台は、5-0で神戸が勝利した。

▽7位の神戸(勝ち点36)が12位の仙台(勝ち点12)を迎えた一戦。試合は前半の立ち上がりから神戸がボールを支配する。4分、CKからのボールをゴール前で受けた相井のシュートが決まり、神戸が先制に成功。7分には、原田、チアゴとワンツーから追加点を狙うが、チアゴのシュートはGK矢澤が阻止する。

▽先制点を許した仙台は、9分に藤山がシュートを放っていくが、これはクロスバーの上。その後も少ないチャンスの中で同点弾を狙いに行くが、ゴールを奪うことができない。

▽すると、流れは神戸へ傾く。11分、相井がゴール前へ抜け出してシュート。ポストを直撃すると、跳ね返りを相井が押し込み、神戸が追加点を手にした。

▽さらに、その直後には川那部がミドルレンジからシュート。続く14分には、原田から森洸へ斜めのパスが通ると、森のループシュートが決まり、神戸の3点リードで前半を終える。

▽後半、3点ビハインドの仙台は、立ち上がりからゴールを狙いに行く。藤山、内野がサイドを使って前線へボールを入れようとするが、神戸の粘り強い守備が立ちはだかる。

▽スコアが動いたのは29分。稲田が左サイドを突破。セグンドで合わせた原田が、右足でボールを受けると左ヒールで流し込み、神戸が追加点を挙げる。

▽リードを広げられた仙台は、狩野をゴレイロに位置に入れパワープレーを開始。しかし、38分に狩野のシュートをGK川崎が弾くと、こぼれ球を拾った岡崎チアゴのロングシュートがゴールネットへ吸い込まれ、このまま試合終了。5-0でホームの神戸が快勝した。

 

★山本監督「望んだ通りの結果」《神戸vs仙台》

◆デウソン神戸
▽山本尚希監督
──試合を振り返って
「今日の試合は、必ず勝たないといけない試合だった。望んだ通りの結果になり、負けなかったことに安心しています。相手は若くて、自信を持って仕掛けてくる選手が多いチーム。その相手に一対一で崩されなかった。選手一人ひとりの守備の意識が高かったと思います。僕たちが勝利しても、浦安、府中にはまだ離されたままの状態。残り少ない試合で、僕たちが負けずに順位を上げていけるかが重要。チーム内で修正していく課題はいくつかありますが、今日は選手たち全員で戦ってくれたと思います」

 

★原田「自分たちのペースをつかむことができた」《神戸vs仙台》

▽原田浩平選手
──試合を振り返って
「今日の試合はベストな試合でした。立ち上がりにゴールが入ってからは、自分たちのペースをつかむことができた。このまま勝利を重ねて府中にプレッシャーを与えたい。ホーム最終戦では府中に勝ってプレーオフへ進みたいと思っています。僕たちは残りの試合を一つひとつ勝利して府中、浦安にプレッシャーをあたえていきたいです」

 

★ホセ・フェルナンデス監督「子供のような失敗をして5失点してしまった」《神戸vs仙台》

◆ヴォスクオーレ仙台
▽ホセ・フェルナンデス監督
──試合を振り返って
「今日の試合は、見ていてやや変な感覚がしました。何が起こったのか、理解できない試合となりました。相手チームよりシュート数は多く、神戸が5得点を挙げるような戦い方をしたわけではない中で、こちらが子供のような失敗をして5失点してしまった。若手選手が多いことは言い訳にはなりません。Fリーグのどのチームでプレーをしていてもプロフェッショナルでなければなりません。しかし、今日の選手たちの態度や姿勢はプロフェッショナルではなかった。このようなことが起こったときでも、監督はポジティブな分析をしないといけない。将来、、良い選手になるため若手選手にはチャンスを与えています。今日のような試合は、若手選手たちにとって良い経験になると思っています」

★狩野「自分たちで崩れていった部分がある」《神戸vs仙台》

◆ヴォスクオーレ仙台
▽狩野新選手
──試合を振り返って
「今日の試合は、まず自分たちとの戦いに勝つことができなかった。自分たちで崩れていった部分がある。練習は全体で良いトレーニングが出来ていました。ただ、今日は気持ちの部分も含め、試合の入り方が良くなかった。それがこのような結果になったと思います」

 

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