★フィウーザが豪快同点弾を決めるも、北海道が水上弾で苦手アウェイながらも白星飾る《湘南vs北海道》

▽4日にSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第23節の湘南vs北海道が小田原アリーナで行われ、2-1で北海道が勝利した。

▽前節の浜松戦に4-0で快勝した湘南が、すみだに完敗を喫した北海道を迎えた一戦。試合前には先日、シャペコエンセの選手を乗せたチャーター機の墜落事故を受けて黙祷が捧げられた。また、北海道の鈴木がこの試合で200試合出場を達成し、記念品の贈呈も行われた。

▽立ち上がりは、北海道がボールポゼッションを高め、湘南はGKフィウーザを中心としたブロックからカウンターでゴールを目指す。すると6分に北海道は縦パスを奪った本田が左に展開。後ろから上がってきた堀米が2度のシュートを放つが、滑り込んできたディフェンダーとGKフィウーザにブロックされた。

▽湘南は直後、鍛代がカウンターで持ち上がりそのままシュートを放つが、古巣対決となったGK三浦が好判断で飛び出してブロックした。その後は北海道がファウルで湘南のオフェンスを止める場面が目立ち、10分には早くも5ファウルとなる。

▽しかし北海道はマイボールの時間を長く保ち、時間をかけて組み立ててフィニッシュに持ち込む。前半の終盤にかけても北海道が押し込む中、湘南もセットプレーからゴールを狙うが前半はゴールレスで終えた。

▽後半は湘南がペースをつかむ。前半から断続的に使っていたGKフィウーザを上げたパワープレーのような形を多用し、北海道を押し込んでいく。すると23分にはその形からボックス内で刈込、鍛代、大徳が続けざまにシュートを放っていくが決めきれない。

▽一方の北海道は25分、旋回を使って湘南のマークを剥がしていくと、神、水上とつなぎ鈴木が左サイドから逆サイドにシュートパスを入れると、これを高山が押し込んで先制点を奪った。

▽その後も湘南がGKフィウーザを使ったパワープレーで押し込んでいく。すると33分、ボールをキャッチしたフィウーザがそのままドリブルで攻め上がり右足を一閃。強烈なシュートがネットを揺らし、湘南が同点とした。

▽なおも押し込んで勝ち越しを目指す湘南だったが、残り35秒に北海道がカウンター。左サイドを攻め上がった水上がGKフィウーザとの一対一を冷静に制して、北海道が勝ち越しに成功する。その後も湘南が攻め込むがそのまま試合終了を迎え、北海道が敵地で勝ち点3を獲得した。


 

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