★ヴィニシウスが4ゴールの大暴れ!! 大阪が14連勝でホーム全勝の町田を撃破!!《町田vs大阪》

▽23日にSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第21節の町田vs大阪が町田市立総合体育館で行われ、8-4で大阪が勝利した。

▽前節、すみだとの東京ダービーを制した4位の町田(勝ち点37)はホーム全勝中。一方の大阪はリーグ戦13連勝中で首位 (勝ち点49)に立つ。町田・府中共同開催第2試合は、ホ立ち上がりこそ五分となり2分には町田がカウンターから滝田のスルーパスに宮崎が合わせるが、GK柿原がセーブ。大阪も3分にチアゴが滝田を背負った状態から反転してシュートを放っていった。

▽すると5分、GK柿原のクリアランスで深さを取ると、ゴール前でコンセントなる中、ヴィニシウスがこぼれ球を蹴り込んで、大阪が先制した。町田は6分、左サイドで室田が仕掛けてシュートを放つ。9分にも左CKの流れから中井がボレーを狙うが決めきれない。

▽迎えた9分、チアゴが高い位置でボールをキープして後方にボールを落とすと、走り込んだアルトゥールがコントロールシュートをたたき込んで2点目を奪った。13分には町田が左サイドで森岡が縦に突破してゴール前に折り返す。これがフリーの甲斐に通るも、シュートは枠を外し、前半は大阪が2点リードのまま終えた。

▽すると後半は点の奪い合いとなった。まずは23分にアルトゥールが森岡からボールを奪ってカウンターを仕掛けると最後はチアゴがネットを揺らして0-3となる。町田は失点直後に、滝田が出した浮き球のパスを本田真琉虎洲が胸トラップから反転して蹴り込んだ。

▽26分に大阪は相手陣内の左サイドでFKを獲得すると、ヴィニシウスが直接蹴り込んだ。町田も日根野谷のスルーパスから左サイドでフリーとなった室田が沈めて、2-4とした。

▽すると町田は27分に右CKの流れから日根野谷が蹴り込んでついに1点差とする。しかし31分、チアゴが森岡との五分五分のボールを奪うと、カウンターからヴィニシウスがゴールを奪ってハットトリックを達成。32分にはカウンターからヴィニシウスが落としたボールをアルトゥールがミドルシュートを突き刺した。

▽町田は35分に大阪のファウルでプレーが止まった直後から甲斐をGKに置いてパワープレーを開始。しかし最初のプレーのミスを突かれてチアゴにゴールネットを揺らされた。4点差を追いかける町田は、さらに窮地に立たされる。38分に本田真琉虎洲が退場処分となり、さらに大阪にだい2PKが与えられ、これをヴィニシウスに決められて、3-8となった。

▽38分にはゴール前に出された浮き球のパスを中井がバックヘッドで押し込んだが、町田の反撃もここまで。大阪がホーム全勝の町田を下して14連勝を飾った。


 

★木暮監督「日程がハードな中でも勝ち点3を取れている」《町田vs大阪》



◆シュライカー大阪
▽木暮賢一郎監督

――試合を振り返って
「アウェイゲームですし、ホームで勝っている相手だったので、厳しい戦いになるとの想定でした。非常に選手が良い入りをしてくれましたが、後半は多少追い上げられてしまいました。後半の立ち上がりのチャンスを決めていればよりイニシアチブを握って、ゲームをコントロールできたと思いますし、そこは課題です。全選手が力を合わせてハードな日程の中でも勝ち点3を取れています。ただ、いつも言っているようにこの勝利で何かが変わるわけではないので、次は土曜日にホームで試合がありますし、今はコンディションを整えて勝ち点3取れるようにしたいと思います」

――外国人選手が非常にフィットしている印象だが中断期間はどこに重きを置いて過ごしたか
「特に大きくは変えていません。しっかりと強度の高いトレーニングを全員で行うことを継続しています。今は連戦でコンディションの部分もありますが、そこはスタッフが協力して選手たちのコンディションを均一に保つことを意識しています。基本的には激しいトレーニングをしています。それは外国人も代表選手も若い選手も。全員が一回のセッションでしっかりトレーニングすることをやっています。また、コンビネーションはクラブチームなので日々良くなるのは自然な流れです。僕ができることは、全体の方向性と細かな情報の提供でそれ以外ないと思っています」


 

★岡山監督「流れがつかめなかった」《町田vs大阪》



◆ペスカドーラ町田
▽岡山孝介監督

――試合を振り返って
「全体的にやろうとしていたことができた部分もありました。その中で要所を抑えられず、少ないチャンスでも決める選手が多い相手に対して、そこを抑えられなかったなと。後半の良い流れになった時に簡単に失点して、流れを掴めませんでした。その辺りが敗因だと思います」

――大阪対策を具体的に
「ピヴォへのパスラインをどう切るか。そこは十分ではなかったです。うまく入れられた場面も多々ありました。十分ではありません。また後ろの選手の駆け引き、一対一など。その部分は日根野谷や滝田がよく戦ってくれました。剥がされた部分もありますが許容範囲内で、ある程度守れたと思っています」

――大阪は外国人選手がいるが、そこに対してどう対応していこうと考えていたか
「外国人選手もすごいですが日本人も良い選手がいます。特に彼らの良さは、先手を取ってカウンターなどの数的優位で確実にシュートまで持っていくこと。シュートの確率が高いところが強みだと思います」

 

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