1:2016/04/09(土) 19:30:35.01 ID:
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグは5、6両日に全6節の折り返しとなる第4節が行われ、
日本勢は広島、浦和、そしてFC東京の3チームが勝利。ノックアウトステージ(決勝トーナメント)進出に大きく前進した。

■Jリーグが興味深いデータ発表
この節を前に、Jリーグが興味深いデータを発表した。
過去3シーズンのACL1次リーグでの日本チームの節ごとの勝ち点を積算し、以下の結論を出したのだ。

(1)日本勢の成績は、第3節までは良くないが、第4節以降は急激に良くなっている
(2)第3節終了時に勝ち点4を得ているクラブは100%ノックアウトステージ進出を果たしている
(3)勝ち点3の場合は50%進出している

 ACLのグループステージは各グループ4チームで構成され、ホームアンドアウェーで各チーム6試合を戦う。
勝てば3、引き分けなら1の勝ち点が与えられ、その数によって順位が決まる。
そして上位2チームがノックアウトステージに進む。
 2013年から15年まで3シーズンの第1~第3節(36試合)の積算勝ち点は34。
それに対し第4~第6節は同じ試合数で64にもなる。
 FC東京、広島、G大阪、そして浦和の4クラブが出場している今季。第3節終了時には、FC東京が勝ち点4、
広島が勝ち点3、G大阪が勝ち点2、そして浦和が勝ち点4で、全チーム3位だった。
第3節までの計12試合の積算勝ち点は13で、過去4シーズンと同じ傾向にあった。
そして迎えた第4節、広島がアウェーでブリラム(タイ)に2-0で快勝、浦和はホームで前年王者の広州恒大(中国)を
1-0で下した。そしてFC東京がアウェーながら江蘇(中国)に2-1で競り勝った。
G大阪は残念ながらホームで上海上港に0-2で完敗を喫したが、日本勢はこの節だけで勝ち点9を挙げ、
FC東京がグループ首位に、そして浦和が2位に浮上、広島も3位ながら上位との差をつめた。
過去のデータ通りの結果となったのだ。

■エンジン、フル回転までに1カ月近く
 なぜこのようなことが起こるのか。
 日本のクラブは、シーズンが始まってからエンジンがフル回転するまでに1カ月近くかかるのだ。
 ACLの「東地区」は日本、韓国、中国が中心で、そこにオーストラリアなどが入っている。
ACLの開幕は2月下旬。豪州はシーズンの真っ最中だが、日中韓の3カ国はACL開幕後に国内リーグが開幕する。
韓国と中国は11月末にはシーズンが終わり、翌年1月の早い時期に始動するが、日本は天皇杯が元日まであるため、
どうしても始動が遅くなり、出遅れる傾向があるのだ。

 さらに、中国や韓国のチームが外国人ストライカーを押し立てて彼らの個の力に頼る傾向が強いのに比べ、
日本はチームプレーで攻撃を進めるチームが多い。
コンビネーションがスムーズになるのに、開幕からしばらく時間がかかるのだ。

■広州恒大、「3人で100億円」の攻撃陣
第4節の注目カードはH組の浦和―広州恒大だった。
広州恒大は今季55億円といわれる移籍金でFWマルチネス(コロンビア代表)を獲得。
その金額が浦和の年間予算(約58億円)に近いことで話題になった。
MFパウリーニョ、FWグラルのブラジル代表を含めると「3人で100億円」といわれる攻撃陣に、
中国代表をずらりと並べ、ワールドカップ優勝のスコラリ監督が率いる。
3週間前、広州での対戦では、立ち上がりにマルチネスとグラルにかき回されて2失点。
相手GKのミスを拾ったMF武藤が決めて1点差にすると、後半は相手を圧倒する攻めを見せ、
FW興梠がたたき込んで2-2の引き分けにもちこんだ。
 埼玉スタジアムでの対戦で、広州は明らかに浦和の攻撃を恐れ、グラルが中盤に引いてプレーした。
前線で孤立したマルチネスを浦和のDF槙野と遠藤がしっかりと押さえた。
そして52分、浦和はMF阿部が左から右に大きく振り、受けたMF関根が突破、クロスを左から上がったMF宇賀神がボレーでシュートした。
このシュートは当たり損ねでワンバウンドしたが、ゴール正面にいたMF武藤がよく反応し、頭で押し込んだ。

 この後は広州が押し込み、浦和は再三にわたってカウンターで決定機をつくったが、
広州恒大のGK曽誠がことごとくスーパーセーブを見せて追加点はならなかった。
 
2:2016/04/09(土) 19:31:40.88 ID:
 
■浦和、広州恒大に文句のない勝利
この日の浦和は相手ボールになると素早く前線からプレスをかけ、ピンチになっても必ず誰かが体を寄せて
相手にフリーでシュートを打たせなかった。守備で粘り、攻撃面ではパスワークで相手を振り回した。
文句のない勝利で、勝ち点を7に伸ばした浦和は2位に浮上した。
 第4節の残り3試合のうち、F組の広島はタイのブリラムとのアウェーゲームで、
MF宮吉とMF柴崎の得点で2-0と完勝。ブリラム戦の連勝で勝ち点を6に伸ばして3位。
ステージ突破が十分可能となった。

 そして残り2試合は浦和と同様、中国勢が相手。ホームで戦ったG組のG大阪は、上海上港の外国人コンビ、
MFコンカとFWエウケソンにかき回され、0-2で完敗して4位に後退した。
シュート数8対25という数字が、すべてを語っている。

 残りは3位水原(韓国)とのホームゲームと2位メルボルン・ビクトリー(豪州)とのアウェーゲーム。
連勝すれば1次リーグ突破の可能性は残されているが、攻守両面で不調なチーム状況が心配だ。

■E組で首位に立ったFC東京

 対照的にアウェーで江蘇(中国)に2-1と勝ちきったのがFC東京だ。
前半、CKのこぼれ球をDF森重が決めて先制したものの、その直後、MF橋本が自陣ペナルティーエリア内で
味方にパスを出した後につっかけてきた江蘇MFラミレスが橋本の足をけりながら倒れると、
豪州のウィリアムズ主審はPKの判定。FWジョーが決めて1-1の同点となる。
しかし83分、右CKをMF米本が低く通し、再びDF森重がたたき込んで決勝点とした。

 同じ日の試合でそれまで無勝利だったベトナムのビンズオンが首位の全北(韓国)を3-2で下したため、
FC東京は勝ち点7で首位に立った。

 第4節の4試合で日本勢が挙げた勝ち点は合計9。過去3年間のデータ通り「後半戦」に入って調子を上げてきた日本勢。
第5節は19日(G大阪―水原、シドニーFC―浦和)と20日(FC東京―全北、山東―広島)の両日。
残り2節、予断は許さないが、1チームでも多く1次リーグを突破し、07年の浦和、08年のG大阪以来の
「アジア制覇」を期待したい。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO99381890X00C16A4000000/?df=3
3:2016/04/09(土) 19:35:09.94 ID:
俺たちのた戦いはこれからだ。
 
4:2016/04/09(土) 19:37:26.06 ID:
ガンバ以外は残れそうだな
 
5:2016/04/09(土) 19:38:05.56 ID:
苦戦しているように見えて、J勢は毎回決勝トーナメントに進出している
 
6:2016/04/09(土) 19:39:19.21 ID:
格上の相手に食らいつくっていう構図はもともと日本は得意なんだよ
 
7:2016/04/09(土) 19:40:01.22 ID:
東京浦和が楽しみ
広島はちょっと心配
 
9:2016/04/09(土) 19:51:35.43 ID:
東京はムリキどうなるか知らんが戦力戻ってきたし或いはって感じ
 
11:2016/04/09(土) 20:00:31.13 ID:
一時期の広州恒大みたいな圧倒的に強いクラブが今年はないからイケるかもね
本命がいない分どのクラブも優勝する可能性があるけど
 
12:2016/04/09(土) 20:02:02.32 ID:
2月開幕で勝率が良くなったらしい

180 チップ☆スター ◆5/8.B3UE1Q 2016/04/07(木) 01:02:09.73 ID:EPhKMFuN0
昨年
木白△○○△ 勝点8 ○●  勝点11
大阪●●△○ 勝点4 ○○  勝点10
鹿島●●●○ 勝点3 ○●  勝点6
浦和●●●△ 勝点1 ●○  勝点4

今年
浦和○●△○ 勝点7
瓦斯●○△○ 勝点7
広島●●○○ 勝点6
大阪△△●● 勝点2

開幕を前倒しした効果が出たと言う事だろうか?
 
13:2016/04/09(土) 20:03:18.54 ID:
Jリーグ勢がリーグ戦前半に弱いのは完全に日程のせいだよな
早く秋開幕にするべき
17:2016/04/09(土) 20:34:40.97 ID:
>>13
それだと1次リーグはよくても決勝トーナメントベスト8で全滅だなw
 
14:2016/04/09(土) 20:07:19.54 ID:
>第4節の注目カードはH組の浦和―広州恒大だった。

この試合埼スタまで観に行ったけど当たりカードだったw
めっちゃ面白かった、浦和も勝ったし
 
15:2016/04/09(土) 20:20:38.03 ID:
出たことはないけど
応援しているチームが出させられたらさっさと負けて
リーグに集中しろといいたい

実際瓦斯は大宮ごときに負けたわけだし
 
16:2016/04/09(土) 20:20:43.74 ID:
鹿島出ていれば面白かったのにな