★歴史に残る名勝負!! 湘南との境川決戦を制した町田が決勝へ《町田vs湘南》

▽14日にDUARIG Fリーグ2017/2018プレーオフ準決勝のペスカドーラ町田vs湘南ベルマーレが駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われ、3-2で町田が勝利した。

▽名古屋オーシャンが待つ決勝への切符を賭けた一戦は、町田と湘南による境川決戦となった。両チームは15年前に行われた全日本フットサル選手権の準決勝で、湘南の前身であるロンドローナと町田の前身であるカスカベウとして駒沢体育館で対戦。関東リーグで無敗だったカスカベウを延長戦の末にロンドリーナが下し、そのまま日本一に輝いている。

▽Fリーグ参入後は長らく町田が湘南をリードしてきたが、今シーズンは湘南がクラブ史上初となるプレーオフに進出。さらに今シーズンの両チームの対戦は1勝1分け1敗と五分となっている。名古屋への挑戦権を決める大事な一戦でもあるが、ライバルチームとの勝敗を決する一戦としても注目を集めた。

▽両チームの大応援団が声援を送る中で迎えたキックオフは、お互いにフルスロットルでの入りとなった。すると1分、中央でボールを持った森岡がそのまま右サイドに流れながら右足を強振。これがゴールネットに突き刺さって、町田が最初のチャンスでスコアを動かした。

▽追いかける展開となった湘南は5分に右CKから内村がボレーで狙うなど徐々にフィニッシュに持ち込めるようになる。するとその後は球際でも激しさが目立ち、両チームともにヒートアップ。サポーターたちのボルテージも上がる異様な雰囲気となる。すると町田は6分にダニエル・サカイがイエローカードを受けて、累積により決勝に進出しても第1戦には出場できなくなった。

▽迎えた7分、町田はFKのチャンスから森岡、ダニエル・サカイと繋いで最後はセグンドの滝田が押し込んだ。湘南は8分に決定機。鍛代のドリブルから植松が放ったシュートはポストを叩く。こぼれたところに内村が押し込みにかかったが、GKピレス・イゴールに当ててしまう。

▽しかし湘南は18分、交錯したプレーでやや町田の足が止まった瞬間を見逃さず、キックインから浦上が右サイドから右足を一閃。これがゴールネットに突き刺さり、湘南が前半のうちに1点を返した。

▽すると後半は追いかける湘南が町田ゴールに襲いかかる。21分には左のキックインから本田真琉虎洲が狙えば、25分には自陣左の小門が斜めに鋭いパスを通すと、相手ボックスの深い位置で構えていたロドリゴがループを狙う。26分には本田のインターセプトから林田がシュートを浴びせたが、どのチャンスもGKピレス・イゴールの牙城を崩せない。

▽押し込まれていた町田は28分に森岡が反転してはなったシュートはポストを叩く。しかし直後には、自陣からのロングボールに抜け出したダニエル・サカイが体勢を崩しながらもシュートをねじ込み3点目を奪った。

▽逆転での勝ち上がりのためには3点が必要となった湘南は、その後もチャンスこそ作るがゴールが遠い。さらに36分には5ファウルと後がなくなる。迎えた37分から本田をGKに置いたパワープレーに出る。すると39分にはロドリゴ、小門と繋いで最後は本田が押し込んで1点を返す。

▽このゴールに湘南サポーターも多いに沸き、湘南も勢いに乗る。得点直後から今度は鍛代をGKに置くパワープレーに移行し、後2点を目指した。しかし町田もマイボール時にピッチを広く使ったパス回しで時間を使って行く。最後まで湘南がボールを奪いにかかったが、そのまま試合終了のホイッスル。町田がダービーマッチを制して、名古屋の待つ決勝へと駒を進めた。

 

 

★岡山監督「両チームのサポーターが素晴らしい雰囲気を作った」《町田vs湘南》

◆ペスカドーラ町田
▽岡山孝介監督
――試合を振り返って
「本当に全部出し切った試合でした。こういうタフな試合の中で、そういうプレーができる選手たちは素晴らしいと思います。それ以外はあまり言うことはありません。あとは両チームのサポーターが素晴らしい雰囲気を作ってくれて、その中でプレーできたことが、試合を盛り上げる要因になりましたし感謝しています。次はもっと厳しい試合が待っています。そこに向けてしっかり練習から取り組んで行きたいです」

 

 

 

★森岡「この雰囲気を普段のリーグ戦でも」《町田vs湘南》

◆ペスカドーラ町田
▽森岡薫選手
――試合を振り返って
「2日間の試合は厳しい試合になるとわかっています。決勝に立ちたいと言う気持ちが今日の結果につながったと思います」

「1つ感じたことですが、今日の雰囲気が普段のリーグ戦からやれれば、もっとレベルは上がると思います。2-0に離して、それ以上に離してもおかしくない試合でしたが、あの雰囲気では相手も負けられないという気持ち。こちらも追いつかれたくないという雰囲気でした。それはサポーターの方がいて盛り上がった試合になったからです。プレーオフだけでなく、できれば普段のリーグ戦から。地元のサポーターが盛り上げることで、リーグのレベルや競技のレベルも上がると思っています」

 

 

 

 

★奥村監督「夢のようなシーズンを夢じゃなく当たり前になるように」《町田vs湘南》

◆湘南ベルマーレ
▽奥村敬人監督
――試合を振り返って
「一言で言うと経験の差でした。アップでシュートを打てなかった森岡選手に決められました。試合にかける思い、その部分で上回られたと思います。結果的に引き分けでもダメでしたが気持ちの部分。うちの選手にもあったんですが、相手の方がさらにあったように思います。ボックス内の戦場の部分でカバーの速さ、シュートに対する下を切る動きが徹底されていました」

「自分たちはハーフラインのミス、マークを外して決められています。勝利に値するチームではなかったと単純に思っています。ただ、リーグ3位でプレーオフも負けて3位ですが、過去を考えると素晴らしい結果です。このステージに連れてきてもらい感謝しています」

「また、サポーター、スポンサーは今日も素晴らしかったです。僕も泣きたいですが、刈込が泣いているので、今日はやめておきます。10年経って11年目で結果出せて、まだまだですが、チームの歴史に1つ新たな歴史を刻めたと思っています。10年間、苦しかったですが、夢のようなシーズンを送れて、それが夢じゃなく当たり前になればチームとしてクラブとして成長できると思っています」

「そのためにこのシーズンが良かったと思えるように、来年も再来年も日々精進。僕の好きな言葉ですが、それしかないです。日々積み重ねて強くなるしかないです。そして全日本があります。これからもっと皆さんに楽しんでもらえるような、驚くようなフットサルを目指していきます」

 

 

 

引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/list?page=0