★町田が5発大勝! 浜松撃破で11戦無敗継続《浜松vs町田》

▽24日にDUARIG Fリーグ2017/2018第18節のアグレミーナ浜松vsペスカドーラ町田がエコパアリーナで行われ、5-1で町田が勝利した。

▽今シーズンから初の試みとなる6クラブ共同開催は、4回目を迎えた。エコパアリーナには、J SPORTSシリーズとしてアグレミーナ浜松をはじめ、ヴォスクオーレ仙台、フウガドールすみだ、ペスカドーラ町田、名古屋オーシャンズ、シュライカー大阪が集結した。

▽2日にわたって開催されるSPORTSシリーズ2日目の第3試合では、昨日行われた前節の名古屋オーシャンズ戦を3-5で敗れて5連敗を喫した浜松と、前節のフウガドールすみだ戦を1-1で引き分けたものの10戦無敗中の町田が激突した。試合は序盤から町田が攻勢に出る。2分、最終ラインの森岡からパスを受けたゴール前左の宮崎が右足でヒールシュート。しかし、これはゴール右へと外れる。しかし直後、森岡の縦パスを左サイドで受けた宮崎の折り返しを中央に走り込んだ横江が押し込んだ。

▽早い時間帯に先制した町田は3分、日根野谷からの右CKをボックス左手前の中井が右足でボレーを放つが、これは左ポストに嫌われる。さらに5分、カウンターから中井がボックス手前に持ち込み、ボックス右にスルーパス。走り込んだ金山の折り返しをボックス手前の日根野やが右足を振り抜くも、これはゴールバーの上を越えた。

▽その後も町田は、ダニエル・サカイや横江が積極的にシュートまで持ち込み、浜松を押し込む。9分には日根野谷の左CKをニアサイドに走り込んだ森谷が右足インサイドでコースを狙うが、これはFK鈴木にブロックされる。

▽すると14分、ここまでペースを握る町田が追加点を奪う。細かいパスワークで敵陣へと侵攻し、横江のパスを敵陣中央で受けた森岡がボックス手前から右足を一閃。強烈なシュートは左ポストを叩いてゴールに吸い込まれた。

▽点差を2に広げられた浜松だったが16分、フィネオ・アラウージョがドリブルで左サイドを突破。そのままボックス右手前にグラウンダーのクロスを送り、走り込んだ田中がダイレクトでゴール左隅へと突き刺した。

▽1点差に詰め寄った浜松は、町田の攻撃を受けながらも攻勢を続ける。すると19分、ビルドアップから最終ラインの中村がディフェンスの裏へスルーパス。これに反応したジョン・レノンがGKピレス・イゴールと一対一を迎えるが、左足インサイドで放ったシュートはゴールの左を外れてしまった。

▽後半に入ると、1点を追う浜松が攻勢を強めるが、それを逆手に町田がシュートまで結びつける。22分、右サイドでカットした森岡が縦への突破からグラウンダーのクロス。走り込んだダニエル・サカイがシュートを放つが、これはGK鈴木に阻まれる。

▽対する浜松は26分、山桐がハーフウェイライン付近でカットすると、そのままGKと一対一。右足を振り抜いたが、これはゴールの上を通過した。さらに直後、ボックス左外でFKを獲得し、キッカーのフィネオ・アラウージョのパスをジョン・レノンがボックス手前から強烈なシュートを放つが、これはGKピレス・イゴールの正面に飛んでしまう。

▽徐々に得点の匂いがしつつある浜松。しかし、GKピレス・イゴールの牙城をなかなか崩すことができない。31分には敵陣左サイドでの細かいパスワークから前鈍内マティアスエルナンのパスを受けた松浦がフィネオ・アラウージョとのパス交換でボックス左へと切れ込み、シュートまで持ち込むもこれもGKピレス・イゴールの好判断な飛び出しに防がれてしまう。

▽すると32分、ここまで我慢の時間帯が続いていた町田が一瞬の隙から追加点を奪う。敵陣中央やや左でボールを受けた日根野谷がボックス左手前に持ち込みシュート。これが右ポストに直撃してしまうも、再び跳ね返ったボールを拾い、ボックス左外からGK鈴木のニアサイドを射抜いた。

▽このゴールで点差が2点に広がると、浜松は36分にパワープレーを開始。しかし、思うようにボックス内へ侵攻できず。すると町田は38分、GKピレス・イゴールがボールを収めると、無人のゴールを狙う。左ポストに当たるも、これを懸命に追っていた中井がプッシュ。さらに町田は、直後にも森岡が追加点を奪って試合を5-1にして試合終了。浜松を撃破した町田が11戦無敗を継続した。

 

 

★岡山監督「チーム一丸となって戦えたことが勝因」《浜松vs町田》

◆ペスカドーラ町田
▽岡山孝介監督
――試合を振り返って
「タフな試合でしたけど、しっかりと勝ち切ることができて嬉しく思っています。少ししか出ていない選手もチームのために体を張ったり、チームのために声を出したりしていてチーム一丸となって戦えたことが勝因かなと思っています。ただ、前半に決めるべきチャンスがたくさんありました。そういったところをしっかりと決められるように練習からやっていきたいです」

 

 

★保田監督「ゲームコントロールが必要だと思う」《浜松vs町田》

 

◆アグレミーナ浜松
▽保田健二朗監督
――試合を振り返って
「昨日と同様に前半は、良い勝負ができた中で、後半に3失点目の取られ方、ミスから始まったところが集中力を切らしてしまいました。そこで、時間的なことも含めて凌ぐことができれば、前半同様にああいう試合を引っ張っていけると思っています。そういうゲームコントロールが必要だと思っています」

 

 

引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/list?page=0