★1点差を死守した町田が9戦無敗! 湘南は怒涛の反撃も大徳のホームラストマッチを白星で飾れず《湘南vs町田》
▽17日にDUARIG Fリーグ2017/2018第16節の湘南ベルマーレvsペスカドーラ町田が小田原アリーナで行われ、3-2で町田が勝利した。

▽前節のデウソン神戸戦を5-0で勝利した6位の湘南と、前節のヴォスクオーレ仙台戦を4-0で勝利して、8試合負けなし中の3位の町田が激突した。今シーズン2回目の境川決戦となったこの一戦。また、今月14日に退団を発表した湘南の大徳のホームでのラストマッチとなった試合は開始直後、アウェイの町田の金山がダブルタッチでの突破から左サイドからゴールを脅かす。一方、湘南も大徳が敵陣中央右からミドルシュートを放つが、GK小野寺に阻まれる。

▽序盤から手数をかけずにゴールに迫る両者だったが5分、町田がキャプテンの個人技から先制する。ボックス左手前でダニエル・サカイからパスを受けた森岡が2度のシュートフェイントで対峙した相手DFをかわして、ゴールにシュートを突き刺した。

▽先制に成功した町田は、時間の経過とともにボールを保持。しかし、湘南も粘り強いディフェンスでシュートまで持ち込ませない。町田は9分、敵陣中央左でFKを獲得。これをキッカーのダニエル・サカイが強烈なシュートを見舞い、こぼれ球を宮崎がプッシュするが決めきることができない。

▽ここまで我慢の時間帯が続く湘南は10分に第5ファールを犯してしまい、さらに苦しくなってしまう。それでも11分、敵陣中央から左サイドに持ち込んだロドリゴがシュート性のクロスを供給。本田真琉虎洲が飛び込むがわずかに届かない。

▽湘南の第5ファールを契機に再びペースを握り始める町田は11分、森岡のパスを受けた宮崎が左サイドを突破して中央に切れ込むと、GKフィウーザをかわしてシュートを放つが、シュートカバーに入ったロドリゴに阻まれてしまう。

▽前半終盤に差し掛かっても湘南に自由を与えない町田は15分、敵陣でボールを奪った中村がボックス左手前からシュート。こぼれ球を新倉がプッシュするが、2度のシュートをGKフィウーザに防がれる。それでも再びこぼれ球を中村が押し込んだ。

▽試合を優位に進める町田はさらに16分、左サイドでパスを受けた森岡が巧みな反転から中央へと切れ込む。そのままGKフィウーザをかわし、ゴールネットを揺らした。

▽リードを3点に広げた町田は17分、GKピレス・イゴールのスローを受けた森岡がボックス手前で倒されると、第2PKを獲得。これをキッカーのダニエル・サカイが右足を振り抜いてゴールを狙ったが、ゴール右へと外れた。

▽後半に入ると、3点ビハインドの湘南が攻勢に出る。21分、敵陣中央から大徳がミドルシュートを放つ。さらに24分、内村が前からプレスをかけると、ボックス右で森岡のタッチミスを誘発。そのままシュートまで持ち込むが、これは右サイドネットに嫌われてしまう。

▽迎えた26分、敵陣への侵攻回数を増加させた湘南がゴールを奪う。GKフィウーザがハーフウェイライン付近まで持ち上がり、ボックス右にパス。これを受けたロドリゴが中央に浮き球を供給すると、走り込んだ本田真琉虎洲が頭で押し込んだ。さらに27分、GKピレス・イゴールの縦パスをボックス手前の小門がスルー。これをゴール前に待ち構えていた高溝が冷静にゴールへ流し込んだ。

▽一気に1点差に詰め寄ると、会場のボルテージは最高潮に。この勢いそのままにホームの湘南が猛攻に出る。31分、カウンターから刈込がボックス手前に持ち上がると、ボックス左手前にスルーパス。これに安嶋が飛び込んだが、GKピレス・イゴールに阻まれてしまう。

▽後半に入って押し込まれる時間帯が続く町田は33分、GKピレス・イゴールのパスをボックス手前で受けたダニエル・サカイが強引にボックス右手前に運んでシュートを放つが、GKフィウーザの好守に阻まれる。

▽流れを町田に引き寄せさせない湘南は35分、ロドリゴからのグラウンダーの右CKがボックス中央に流れると、走り込んだ本田真琉虎洲がプッシュ。しかし、これがゴール左外へとそれてしまう。さらに38分、ロドリゴからの右CKを受けた大徳がボックス手前からシュート。これがゴール前左に飛ぶと、待ち構えていた本田真琉虎洲が合わせたが、GKピレス・イゴールの体を張ったセービングの前に決めきることができない。

▽幾度となくゴールに迫るも同点ゴールが奪えない湘南は39分、自陣からカウンターを発動。本田真琉虎洲がボックス手前に持ち上がり、ボックス左にスルーパスを送る。これを大徳が合わせたが、枠を捉えきれない。その後、湘南はGKの位置に鍛代を投入してパワープレーに移行。しかし、最後まで町田の粘りのディフェンスを崩すことができず、試合終了。後半に怒涛の反撃を受けるも1点のリードを死守した町田が今シーズン2回目の境川決戦を制した。
 
 
★岡山監督「後半は湘南がアグレッシブ来たことでシビアな展開になった」《湘南vs町田》
◆ペスカドーラ町田
▽岡山孝介監督
――試合を振り返って
「前半は相手が引いてきてくれて自分たちのリズムでプレーできました。ただ、後半はかなりアグレッシブに湘南が来たことでシビアな展開になってしまいました。そこでいなせる力をつけなくてはいけないですし、前回の仙台戦でもそうですけど、相手が引いてくれれば主導権を握ってある程度良いプレーができます」

「前回の浦安戦と今日の後半の湘南戦のように相手にアグレッシブに来られた時に少しプレッシャーを受けてしまいます。そこは少し改善しないと、勝ち続けるのは難しいです。修正して頑張っていきたいです。ただ、最後のところでしっかりと体を張ってみんなで守りきれたことはポジティブだと思うので、プラスに捉えてやっていきたいです」

――次節の東京ダービーの相手であるすみだの今の印象と意気込み
「昨日も試合をabemaで浦安vsすみだを観ました。すみだは負けはしましたけど、どっちに転んでもおかしくない試合だったと思います。浦安のGK藤原がかなりシュートを止めていたり、フィールドの選手が体を張っていて、ギリギリのところで防いでいた部分があると思います。力は落ちていないと思います。しっかりと分析して良い練習をしたいですし、今日のようなアグレッシブな試合になると思います。皆さんにも是非試合を観に来て欲しいです」

――町田にとって次の東京ダービーの位置付けは
「東京ダービーというのはそんなに意識はしていないですね。1試合1試合に最善を尽くして準備をしてやるだけですし、それはどこが相手でもやることは変わらないです。むしろ、それがあってはいけないです。相手が強かったり、東京の相手であったりしても気持ち的には変わらないです」
 
 
★森岡「課題をクリアしないと1位にたどり着くことはできない」《湘南vs町田》
◆ペスカドーラ町田
▽森岡薫選手
――試合を振り返って
「監督が言ったこととほとんど同じで前半は良い戦いをしたとはいえ、後半はずっと湘南ペースでした。それは誰が見てもハッキリと感じることだと思います。そこは大きな課題になってきますし、それをクリアしないと1位にたどり着くことはできません。その課題をしっかりと修正しながらやっていきたいです
 
 
★奥村監督「ここまで戦えるようになったことにチームの成長を感じる」《湘南vs町田》
◆湘南ベルマーレ
▽奥村敬人監督
――試合を振り返って
「まず2000人を越える方々に来て頂き、素晴らしい雰囲気の中で試合ができたことに感謝したいです。試合は率直に前半は町田のペース。後半は湘南のペースでした。ウチの選手も立ち上がりに悪いとは思わなかったですけど、森岡選手のところでミスマッチがあり、そこから失点してしまいました」

「そこで、自分たちのリズムというモノを見失ってしまいました。浮き足立ってしまい、リズムを取り戻せなかった部分で自分のマネジメントに反省が残りました。もっと選手の頭の中を整理させて失点数を最小限に抑える必要があったのかなと思います」

「後半は、ハーフタイムで全員で話し、切り替えたことでうまく2点とることできました。ただ、そこからピレス・イゴール選手が出てきて、ウチの決定機をことごとく止められてしまいました。決定機に関して決めた外したというのは人間がやっていることなので、誰もが通る道だと思います。そこはみんなを信頼して送り出しているので、しょうがないという訳ではないですけど、責めることはできません」

「試合の中に入らなければ、プレッシャーやどういう角度であったのか、GKがどういう飛び出しをしてきているのかという判断の部分が、ピッチの中と外では全然違うと思います。そのプレッシャーの部分で様々な駆け引きがあったのかなと思います。そこで、うまく入っていれば全然違った展開になっていたと思いますけど、相手の勝ちたいという気迫が勝っていたのかなと」

「前回はウチに町田は1-5で敗れていて前半の気迫には凄いものがありました。そこに飲まれてしまった部分がありました。後半はウチの気迫が勝っていたと思いますし、ギリギリのところで凌いでいたのだと思います。紙一重の勝負でした。去年、プレーオフファイナルまで行った町田に対して、ここまで戦えるようになったのはチームの成長を感じます。これから悲観することなく1戦1戦戦って目標であるプレーオフに向かって全員で進んでいきたいです」
 
 
★刈込「後半はしっかりと立て直して素晴らしいゲームができた」《湘南vs町田》
◆湘南ベルマーレ
▽刈込真人選手
――試合を振り返って
「ほとんど監督が言ってくれました。試合前に今まで、町田に勝ち越したことがないという話をしていて、率直に勝つ気で行きました。前半に3点を奪われてしまい、少しピッチの中でバタついたり、気持ちを落としてしまいましたけど、後半にしっかりと立て直して、湘南らしいゲームができたと思います。結果は悔しいですけど、次に試合は続くのでしっかりと切り替えて準備してやっていきたいです」
 
 
★大徳「2020年のワールドカップにどうしても出たい」《退団挨拶》
◆湘南ベルマーレ
▽大徳政博選手
「今日もたくさんの応援をありがとうございました。湘南ベルマーレフットサルクラブ背番号4番の大徳です。9月26日をもちまして湘南ベルマーレを退団し、ブラジルに挑戦することになりました」

「シーズン中の退団ということで、これを了承してくれた監督やコーチ、スタッフ、チームメイト、家族に本当に感謝しています。僕は2020年のワールドカップにどうしても出たいです。そして、世界に勝ちたくてブラジル行きを決めました」

「正直、何が近道かわかりません。このチームに居て、プレーオフに出て優勝することがワールドカップ出場への近道かもしれません。もしかしたらブラジルでケガをするかもしれないし、うまくいかないかもしれないです」

「何が起こるかはわからないですけど、僕は自分が決めた道に後悔はありません。これから先に何が起こるかわからないですけど、僕はこのベルマーレが大好きです。この2年半、ベルマーレが僕の全てでした。ブラジルに行って必ず結果を残して2020年ワールドカップに出場したいと思っているので、これからもどうぞよろしくお願いします。本当にありがとうございました」
 
引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/list?page=0