★宮崎&ボラが2発! 5ゴールで浜松に競り勝ったすみだが3試合ぶりの白星《すみだvs浜松》

 ▽6日にDUARIG Fリーグ2017/2018第10節のフウガドールすみだvsアグレミーナ浜松が小田原アリーナで行われ、5-3ですみだが勝利した。

▽今シーズンから初の試みとなる6クラブ共同開催は、2回目を迎えた。小田原アリーナには、J SPORTSシリーズとして湘南ベルマーレ、フウガドールすみだ、名古屋オーシャンズ、アグレミーナ浜松、ヴォスクオーレ仙台、シュライカー大阪が集結した。

▽2日にわたって開催されるJ SPORTSシリーズ2日目の第1試合では、昨日行われた前節の名古屋オーシャンズ戦を3-0の敗戦で2試合白星がないすみだと、湘南ベルマーレ戦を2-4の敗戦で連敗を喫した浜松が激突した。試合は、浜松がファーストシュートを記録したが、すみだが早い時間帯に先制する。2分、諸江からの右CKを敵陣中央で受けたボラがボディフェイントから右足を振り抜くと、これがゴール右上隅を射抜いた。

▽幸先の良いスタートを切ったすみだは4分、中田からのパスを受けた大薗が右サイドから右足を振り抜いたが、GK岡島のセーブに遭う。

▽1点を追いかける浜松も攻勢に転じる。7分、前鈍内マティアスエルナンが中村とのパス交換で敵陣中央へ侵攻し、右足でシュートを放つも、ここはGK矢澤に阻まれてしまう。それでも直後、右サイドでボールを持った中村がパスを選択すると、対峙した相手DFにブロックされる。しかし、ルーズになったボールを中村がすかさず拾い、ボックス手前から左足を振り抜いてゴールに押し込んだ。

▽試合を振り出しに戻されたすみだは、シュート力のある大薗を中心に積極的にシュートを放つが、GK岡島の集中したゴールキーピングの前に勝ち越しゴールを奪うことができない。11分、左サイドの丹羽からのキックインに中田がニアサイドに飛び込むが、ゴール左を逸れた。

▽その後は、互いにパス回しから相手の隙をうかがいながら、攻撃を形成するも両者相手の守備陣を崩しきれない時間帯が続く。それでも徐々にペースはすみだが掴み始める。16分、ボラからのパスを敵陣中央左で受けた岡村がキープから反転し、左足でシュート。しかし、これはGK岡島に阻まれてしまう。しかし、迎えた17分、自陣左サイド深い位置から諸江がクリア。これがゴールラインぎりぎりに飛ぶと、浜松の選手が一瞬足を止める。しかし、インサイド回転がかかったボールはラインを割らず、これを追っていた宮崎がGK岡島との一対一を制した。

▽このゴールで勝ち越しに成功したすみだはさらに20分、右サイドでパスを受けた岡島がキープからゴール前左に鋭いクロスを供給。これにまたも宮崎が走り込み、ゴールネットを揺らした。

▽3-1で試合を折り返すと後半、2点リードしているすみだが浜松を畳み掛ける。22分、ボックス左手前でパスを受けた諸江が右足でシュート。しかし、これは右クロスバーに嫌われてしまう。さらに直後、宮崎からの右CKに諸江がファーサイドに飛び込むが、今度はゴール左に外れる。

▽その後も、ボールを保持して試合を進めるすみだは26分、宮崎からの右CKを受けたボラがボックス右手前から右足でシュートを放つも、これも右ポストに嫌われてしまう。

▽対する浜松も30分、敵陣中央でFKを獲得すると、前鈍内マティアスエルナンが強烈なシュートを放つも、ゴール上を通過してしまう。さらに直後、前鈍内マティアスエルナンが山桐とのワンツーでボックス左外に侵攻し、シュートを放つが、今度はGK矢澤の好守に防がれてしまう。それでも浜松は31分、右CKに松浦がファーサイドに飛び込んでゴールネットを揺らした。

▽1点差に詰め寄られたすみだ。しかし、34分、細かいパス回しから諸江のパスを右サイドで受けた岡村がグラウンダーのクロスを供給。これをニアサイドに走り込んだボラがゴールに押し込んだ。

▽それでも浜松は35分、ボックス付近でFKを獲得。これをキッカーの岡野がパスを選択し、ボックス右の前鈍内マティアスエルナンがボックス左に折り返し、これを松浦がプッシュした。

▽再び1点差とした浜松は直後にパワープレーを開始。しかし、ボックス内へ幾度も侵攻するが、中央へのケアを怠らないすみだディフェンスの前にシュートを打つことができない。すると、すみだは39分、自陣でパスをカットした諸江がパワープレー返しを決めて試合を終わらせた。5ゴールで浜松を下したすみだが3試合ぶりの白星を飾った。

 

 

引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=284458&page=0