引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/list?page=0

 

★大阪が湘南とのPK戦を制して3位!!《sfida Fリーグオーシャンカップ2017》

▽21日に北海きたえーるで、sfida Fリーグオーシャンカップ2017 in北海きたえーる supported by LIFEGUARDOの3位決定戦、湘南vs大阪が行われ3-3で迎えたPK戦を3-2で制した大阪が勝利している。

▽前日の準決勝で浦安に敗れた湘南と、名古屋に敗れた大阪が3位の座をかけて、今大会最後の一戦に臨んだ。立ち上がりにチャンスを作ったのは大阪で、1分に芝のが左サイドからシュート。こぼれ球に田村が詰めたがボールは枠を外れた。

▽いきなり危ない場面を作られた湘南だったが、徐々にリズムを作り出すと3分には本田真琉虎洲のパスから右サイドの大徳が狙う。その後も、GKフィウーザがビルドアップに加わりながら、ポゼッションを高めていった。

▽試合が動いたのは8分。湘南は自陣からカウンターを発動。左サイドから切り込んでいき、最後は鍛代がねじ込んで先制点を奪った。リードする湘南は、GKフィウーザのスローを使ってノープレッシャーで相手陣内にボールを運ぶ。また大阪ボールになっても、素早い切り替えで自陣に戻りシュートを打たせない。

▽湘南の戦い方にストレスを溜める大阪だが、それでもしっかりと自陣からボールをつないでビルドアップしていく。さらに前線からのプレスを強めるとそこから同点ゴールが生まれる。17分にロドリゴがボールを持って自陣に引いていくところに堀米が詰める。ボールがこぼれたところを堀米が押し込んで大阪が同点とした。

▽前半終盤には追いつかれた湘南が圧力を強めて、勝ち越しゴールを目指す。大阪もカウンターからチャンスを作るが、お互いに決めきれず1-1で前半を終えた。

▽湘南は後半もGKフィウーザを使った攻撃で大阪陣内にボールを放り込んでいく。すると23分、GKフィウーザのクリアランスを左サイドで受けた高溝がうまく反転して縦に突破。そのままシュートを突き刺して湘南が勝ち越しに成功した。

▽大阪はオフェンスのギアを上げていくと、24分にヴィニシウスが右サイドからカットインしてシュートを放つが、ここはクロスバーを叩く。それでも25分、左サイドでボールを持ったヴィニシウスのシュートパスが、GKフィウーザとカバーに入った刈込に当たってゴールネットを揺らす。大阪がラッキーな形で同点とした。

▽大阪はさらに32分、右サイドからのキックインの流れでアルトゥールが強烈な右足でのシュート。今度は左サイドのキックインからヴィニシウスが狙うなど波状攻撃を仕掛ける。しかし40分で決着はつかずに延長戦にもつれ込んだ。

▽その延長戦では大阪が再三再四に渡ってシュートを浴びせていくが、Gkフィウーザが好セーブを連発。それでも延長後半4分にチアゴが反転シュートを沈めて大阪がこの試合初めてリードを手にする。すると湘南は鍛代をGKに置いたパワープレーを開始し、残り30秒でロドリゴが同点ゴールを奪い、PK戦へと突入した。

▽迎えたPK戦では大阪が3選手、全員が成功。一方の湘南は2人成功で迎えた3人目の本田真琉虎洲が放ったシュートはGK冨金原に止められてしまい試合終了。大阪が苦しみながらもPK戦を制して3位入賞を果たした。

 

★木暮監督「勝てた選手におめでとうと伝えたい」《sfida Fリーグオーシャンカップ2017》

◆シュライカー大阪
▽木暮健一郎監督
――試合を振り返って
「激しいゲームだったと思います。昨日の敗戦を受けて、少なからずショックがある中で、この3位決定戦を高いモチベーション、そして新たな戦術へのチャレンジをしつつ、最終的に勝てた選手にはおめでとうと伝えたいです」

 

 

★アルトゥール「どのチームも大阪に勝ちたいと思って挑んでくる」《sfida Fリーグオーシャンカップ2017》

◆シュライカー大阪
▽アルトゥール選手
――試合を振り返って
「非常にタフで難しいゲームでした。相手の湘南も昨年以上でした。大阪は昨年、重要なタイトルを獲り、新たな歴史を築き上げました。その中でどのチームも大阪に勝ちたいという思いを持って挑んできます。そういう難しい試合が続くでしょう。今日の試合は今シーズンの予測の表れだったと思います」

 

 

★奥村監督「選手たちを称えてあげて欲しい」《sfida Fリーグオーシャンカップ2017》

◆湘南ベルマーレ
▽奥村敬人監督
――試合を振り返って
「選手が素晴らしかったです。勝たせて上げられなかった自分が悔しいです。力以上のものを出してくれました。これはリーグー戦には繋がると思います。本当に素晴らしかったので選手をたたえて上げてください」

 

 

★刈込「この借りをリーグ戦で返せるように」《sfida Fリーグオーシャンカップ2017》

湘南ベルマーレ
▽刈込真人選手
――試合を振り返って
「非常に悔しいです。昨シーズンの王者である大阪に最後まで食らいついて、内容は良くなかったかもしれませんが、一つになって苦しめることができたと思っています。リーグ戦ではこの借りを返せるように練習してリーグ戦に臨みたいと思います」