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引用元:超ワールドサッカー http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=271167&page=0

 

府中アスレティックFCが宮田弾でデウソン神戸との接戦をものにして3位入賞!!《第22回全日本フットサル選手権》


▽20日に東京の国立代々木競技場第一体育館で、第22回全日本フットサル選手権3位決定戦の府中アスレティックFC(Fリーグ/東京都)vsデウソン神戸(Fリーグ/兵庫県)が行われ、1-0で府中が勝利した。

▽前日に行われたフウガドールすみだとの東京ダービーを落とした府中と、シュライカー大阪との関西ダービーに敗れた神戸が3位決定戦に臨んだ。試合は1分に府中が早速チャンスを作る。皆本の仕掛けから右サイドの完山に展開し、完山がゴール前にシュート性のパスを通すと、渡邉がフィニッシュに持ち込むが、手にボールが当たってしまった。

▽神戸も3分に左CKの流れから逆サイドの相井がボレーシュートを放地、同じく3分には稲田が右サイドから仕掛けてカットインからシュートを放つがどちらのチャンスも決めきれず。府中も4分に横パスを奪った皆本がカウンターでシュートに持ち込むがシュートは枠を外すなど攻撃的な入りを見せた両チームだがゴールは奪えず。

▽前半の中盤以降は府中が主導権を握る展開となる。10分、自陣でのパス回しから左サイドの徳獄が入れたスルーパスに渡辺が反応。GKと一対一を迎えるが、右隅を狙ったシュートはGK小石峯がセーブした。13分には相手陣内浅い位置から岡山の浮き玉のパスを、ボックス右の上福元がダイレクトで狙うがここも枠をとらえきれない。

▽すると府中は16分に5つ目のファウルを犯して、次のファウルから神戸に第2PKが当てられる状況となる。そのため、ディフェンスを激しく行けなくなったことから、神戸が主導権を握り返すと、20分には裏に抜け出した松宮がGKとの一対一を迎えるが、ここはGK田中がブロックし、前半はゴールレスで終えた。

▽迎えた後半は中盤でのつぶし合いが多く、前半とは一転して決定機が少ない展開となった。それでも26分、神戸は原田へのピヴォ当てから相井が強烈なシュートを放つなど、神戸が府中を押し込んでいく。27分にも原田が左サイドから狙うが、ここも決めきれない。府中も27分に宮田がパス交換からボックス手前正面の位置で左足を振り抜く。シュートは相手にブロックされたが、府中も徐々に勢いを取り戻していった。

▽迎えた31分に虞仲が決定機。高い位置でボールを奪ってカウンターに持ち込むと、徳獄からのボールを左サイドの渡邉が落とし、中央の皆本がミドルレンジから狙う。しかしシュートは徳獄に当たってしまい、府中はまたも決定機を決めきれなかった。神戸も32分に斜めのパスに反応した森修、稲田が立て続けに狙ったが、GK田中が体を張ってブロックした。

▽試合が動いたのは33分だった。府中は右サイドの深い位置でボールを受けた徳獄の折り返しを受けた皆本が後方にパスを送る。これに反応した宮田が右足を振り抜くと、ゴールマウス左隅に決まって、府中がついに先制点を奪った。

▽特典が必要となった神戸は、36分に原田、37分に稲田がゴール付近で決定機を迎えたが、GK田中が立ちはだかる。すると神戸は残り2分28秒からはGKに松宮を入れたパワープレーに入った。しかし追いつくことはできずに試合は終了。勝利した府中が3位の座を得た。