大阪がFリーグの新たな歴史を切り開く!! 粘る町田を振り切って初優勝!!《ゼビオFリーグ》

▽4日に岸和田市総合体育館でSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 プレーオフFinal Round第2戦のシュライカー大阪vsペスカドーラ町田が行われ、3-2で大阪が勝利し初優勝を飾った。

▽前日の第1戦で町田が3-2で勝利したことから行われた優勝を決する第2戦。その試合で負傷した町田のFP森岡薫はスタメンから外れるもベンチ入り。一方の大阪は、GK河内裕介が外れてFP今井翔がメンバー入りを果たした。

▽試合は大阪がやや有利な入りを見せ、5分に左サイドでカットインからFP仁井貴仁が思い切り良くシュートを放つ。これにゴール前のFP永井義文が触ってコースを変えてネットを揺らす。さらに7分には右サイドの深い位置でボールを受けたFPチアゴが、うまく反転してシュートを放つとゴール左隅に流し込んだ。

▽逆転優勝のためには3点が必要となった町田だが、前半終了間際に6つ目のファウルを犯して大阪に第2PKを与える。しかし、ここは守護神イゴールが渾身のセーブを見せると、直後には逆に大阪の6つ目となるファウルで町田が第2PKを獲得。森岡がきっちりと決めて、町田が1-2と点差を詰めて前半を終えた。

▽後半も早い時間帯に試合が動く。23分に右CKを獲得した町田はFP篠崎隆樹がゴール前に入れた鋭いクロスボールが相手のオウンゴールを誘発して町田が同点とする。あと1点に迫った町田は、連戦の疲れを感じさせるも最後の気力を振り絞る。大阪もしっかりと試合をコントロールしつつ、勝利での優勝決定に向けてゴールを目指した。

▽すると38分から町田は篠崎をGKに置いたパワープレーで、勝ち越しを目指す。しかし、残り5秒でチアゴのパワープレー返しが決まって勝負あり。レギュラーシーズンを1位で終えた大阪が、粘る町田を振り切って初優勝を飾った。

引用元: 超ワールドサッカー http://news.infoseek.co.jp/photo/webultrasoccer_269515/

 

★木暮監督「感謝の気持ちとおめでとうという言葉を送りたい」《大阪vs町田》

 

◆シュライカー大阪
▽木暮賢一郎監督
――優勝を決めた今の気持ち
「今日のゲームに関しては、本当の本当に最後で昨日とは違う状況でした。もちろん私たちは引き分けでも(優勝が)ありましたが、完全優勝、しっかりとタイトルを取るにはラスト1試合。昨日の敗戦を受けて、選手も含めてメンタル的に多少苦しいところはあったと思います。選手たちは勇敢に戦ってくれたと思います。選手たちには、いつも試合に出ていても出ていなくてもタイトルを取るために厳しい要求をしてきました。今日の結果は全選手の今シーズンの取り組みがあって。全選手におめでとうと言いたいです。また、フィジカルコーチ、キーパーコーチ、トレーナー、ドクター、サテライトの監督、彼らがいたから僕自身良い仕事ができている。選手、スタッフへ感謝の気持ちとおめでとうという言葉を送りたいと思います」

――ここまで監督が行ったこと、また優勝の意味
「僕が大阪に来たとき戦術などだけではなく、1チームだけ抜き出ているFリーグの現状を変えたいという思いもありました。Fリーグがプロ、セミプロと混在している状況の中で、大阪に対して初年度から要求してきたことは、プロフェッショナルとして取り組む姿勢、これはブレずに伝えてきたつもりです。そのようなアイデンティティをクラブに根付かせたかった。そのモチベーションになるのは、ハングリー精神。強豪チームを倒すというひとつのモチベーション、戦う原動力に名古屋オーシャンズの存在があったとは思います」

「クラブと契約をしてワンシーズン戦うことは、毎日の練習を100%戦う約束だと僕は思っています。今シーズンの活躍、結果はその次に来るという話を選手たちにはしています。このシーズンを戦うクラブとの契約がある限り、勝とうが負けようが、苦しくてもピッチでは100%で戦うことがプロフェッショナルだよと。ピッチの中ではチームメイトのために体を張って戦うのがプロだよと。自分自身がフットサルを始めた頃は、良きフットサル界のみんなが仲良く手を取り合ってこのスポーツを発展させていきたい、そういう中で選手をしていました。今言った部分の真逆の部分も理解していますし、大切なことだと思っています」

「次のステージに行くには、環境が良くなることを待っていても時間だけが過ぎていく。理想は、僕たちがこのような結果を出したことでチームが更に変わって、他のクラブの意識も変わってもっとフットサルが発展していくことが願い。自分たちがやることは、プロとしての姿勢や考え方を持つこと。少なくとも大阪の選手たちにはそこを要求してきました」

「昔からやってきている選手は、なかなか受け入れられないこともあったかもしれません。若い選手は素直にそれがスタンダードになったかもしれません。国籍や経験、年齢が違う中でクラブとしての考え方を、サッカー界の大先輩から学び、自分が経験した中で、大阪というクラブにはそのような考え方を浸透させたいと思いここまで来ました」
「一つストーリーとして大きな成果が出ましたので、このような思いがフットサル界を支えてくれる人たち、若い選手、子供達に伝わって、この素晴らしいスポーツが発展して野球やサッカーに近づいていく、このタイトルが一つのきっかけになってくれると信じています。また、そう思って3年間選手に接してきました。今後もそのような気持ちを持って続けていきたいと思います」

――MVPに輝いた小曽戸選手の評価は
「僕は全選手が大好きでこのタイトルを取って欲しいと思って接してきました。正直、誰がMVPでもベスト5でも、みんなから祝福されるチームが出した証だと思っています。それが偶然小曽戸選手だった」

「僕が現役時代に日本代表で一緒にプレーして信頼できる選手でした。彼の姿勢や考え方を知って、信頼していた後輩でした。小曽戸選手を獲得したのも、彼のプレーはもちろん、プロとしての姿勢を他の選手へ伝えられるということで、クラブに熱望して獲得した選手です」

「昨シーズン、開幕戦で古巣の大分との試合で骨折をして本人も悔しい思いをしたと思います。日本代表ではW杯へ出場できなかった責任をすごく感じていたと思います。彼にとって昨年は苦しいシーズンだったと思う。今回の彼のMVPは、Fリーグにいる日本人選手にとってお手本になる。僕が求めているプロフェッショナルな選手としては、一番そのモデルに近いことは間違いないと思います。(三浦)カズさんに肩を並べるくらいまでやってほしいと思います」

 

★佐藤「大阪の歴史がひとつの形になった日」《大阪vs町田》

◆シュライカー大阪
▽佐藤亮選手
――試合を振り返って
「優勝が決まった瞬間は、苦しさからの解放と嬉しい気持ちで振り返るのが難しい感情でした。昨日の敗戦から、あまり自分自身が感じたことのないプレッシャーの中で今日の試合に臨みました。結果として優勝出来て良かった。今シーズンに限らず、これまで大阪に関わってきた全ての選手、スタッフ、サポーター、スポンサーの皆様も含めて、大阪の10年間の積み重ねでこのような結果が得られたと思います。もちろん、結果を出したのは今シーズンのメンバーであり、監督、スタッフにはなるのですが。僕自身は大阪に在籍して8年目になりますが、大阪の歴史がひとつの形になった日だとと思います」

 

★岡山監督「タフな試合を最後まで諦めずに戦ってくれた選手たちを誇らしく思います」《大阪vs町田》

◆ペスカドーラ町田
▽岡山孝介監督
――試合を振り返って
「シーズン通して大阪は素晴らしい戦いをして優勝に値するチームだと、昨日今日戦って改めて感じました。そのような相手に対しても、町田の選手たちは一歩引かずに互角に渡りあっていたと思います。力は出し切ってくれたと思います。結果に関しては、仕方ない。むしろこのようなタフな試合を最後まで諦めずに戦ってくれた選手たちを誇らしく思います。良い経験ができたと思います」

「プレーオフ計4試合で更に力をつけることができたと思います。まだ選手権が続くので、プレーオフで経験したことをいかして、選手権を連覇できるように頑張って行きたい。また、来年もこの舞台に来れるよう頑張りたいと思いので、少しずつ積み上げてここへ戻ってきたいと思います」

――プレーオフを戦って大阪の強さを感じた部分は
「すごく効率が良いチーム。シンプルな中にもこだわりが見える戦い方。改めて良いチームだと思いました。日本人も良い選手が揃っているが、ブラジル人3人の質の高さも強く感じました。特にチアゴに対して森谷、滝田が2日間とも戦ってくれて負けていなかったと思います」

「大阪のような強いチームと試合をしていけば、日本のフットサルもレベルアップする。大阪みたいな強いチームと戦えることは、各チームにとってプラスになると思います。また、大阪を語る上で攻撃力が出てくると思うが、守備面でもよく鍛えられている。他のチームよりチャンスを作るのが難しい。試合の状況によって誰を出すかなど、そういったところも木暮監督がよく考えて指揮をとっていた。総合的な強さがあるチームだと思います」

――初優勝まであと一歩及ばなかった要因はどういうところか
「一番分かりやすり点で言うと、先週2試合タフな試合をして、今日も2日連続試合をして多少昨日より精度が落ちた点があったので、体力面がひとつポイントになると思います。その中でも、町田が勝ってもおかしくない試合ができた。決めるところをしっかり決めたり、仮にミスマッチを犯したとしてももそこはしのげるようになったり。ミスはどうしても起こってしまうが、その可能性を下げる守備が可能。大阪はそういった点を突いてくる力があるので、少しずつ修正していけば勝つ確率を高めていけると思います。これさえあれば大阪に勝てるというシンプルな話ではない。細かい点を全部克服して次につなげていかないとなかなか確実に勝っていくことは難しいと思います」

 

 

★金山「どのような状況になっても戦い抜くことができた」《大阪vs町田》

◆ペスカドーラ町田
▽金山友紀選手
――試合を振り返って
「今日の展開は、今までのプレーオフを戦った中でも少し違った。相手に先制されてビハインドの状態でのスタート。そこから追いつくだけの力を見せれた。最後、パワープレーで失点してしまったことは仕方ないし、問題ではないと思います。そこまでのところで、年間通して戦ってここまで勝ち点を積み上げてきた大阪相手に良い試合ができたと思います」

「勝たないといけない状況で、最後攻めにいった上での敗戦。メンバー自体すごく戦っていたし、チームの雰囲気もどのような状況になっても下を向くことなく戦い抜くことができたことはプラスに捉えて、選手権につなげたい。アウェイの大阪にも関わらず、サポーターの方々がたくさんかけつけてくれた。そのような中で試合をできたことを嬉しく思います。結果として残したかったので、それができなかったことは悔しい。また今シーズンの試合は選手権が続きます」

「監督も言ったように、Fリーグが続いていく中で、来年もまたここの舞台に戻ってきて自分たちがサポーターのみんなと喜び合いたいと強く思いました。また頑張っていきます」

――大阪の強さを感じた部分は
「監督がやろうとするフットサルをしっかり体現できている。そういう部分で、うちとは違う戦い方の特徴がある。リーグ戦での数字を見てもそれが徹底されている。監督からもあったようにブラジル人3人の得点力は今シーズンのゴールランキングを見ても分かるが、特定の選手がたくさん点を取っていく。そこに日本人選手が2人が絡んでいくという図式だったと思います」

引用元:Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/list?page=0

 

 

 
以下、表彰。