★劣勢の名古屋がキャプテン星の豪快ミドルで2ndRound進出を決める!!《名古屋vs府中》

▽24日に墨田区総合体育館でSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017プレーオフ1st Roundの名古屋vs府中が行われ、2-2のドローで終了。リーグ戦上位の名古屋が2nd Round進出を決めた。

▽リーグ戦全33試合を戦い終え、勝ち点73で2位となった名古屋と勝ち点57で5位の府中がプレーオフ1st Roundの第1試合で激突した。今季のリーグ戦で1勝1分け1敗の五分となっている両チームの一戦は、開始1分に皆本がミドルシュートを狙えば、2分には上福元が反転シュートを放つなど、府中が積極的な入りを見せた。すると6分に相手陣内右サイドでFKを獲得した府中が、この流れから渡邉の強烈なシュートがネットを揺らして先制した。

▽追いかける名古屋は、ビルドアップの場面でミスパスが目立ち、相手を崩せない。さらにミドルレンジからシュートを狙っていくが、枠を捉えきれずに時間が経過していく。しかし14分に星が酒井とのパス交換で左サイドを突破してシュートまで持ち込むなど、この試合で初めて良い崩しを見せる。すると15分、ダニエル・サカイのロングボールを宮田が頭でクリアするも、ボールを安藤が拾う。そのまま安藤はGKとの一対一を制して、名古屋が同点として試合を折り返した。

▽後半は逆に6秒で平田がボックス右に流れながらシュートを放つなど名古屋が積極的な入りを見せる。ディフェンスでも前線からプレスを強めて府中を押し込みにかかった。しかし府中も25分に小山が左サイドに流れながら後半最初の決定機を作ると、直後の26分には高い位置でボールを奪い、最後は岡山からのシュートパスを皆本がねじ込んで、2-1と勝ち越しに成功した。

▽またも追いかける展開となった名古屋は、27分にセルジーニョがドリブルで2人を交わしてシュートパスを入れるも、セグンドに飛び込んだ酒井には合わず。しかし33分に左サイドの深い位置までボールを運んだ八木の折り返しを受けた星がミドルレンジから左足を一閃。これがゴールネットを捉えて、名古屋が2-2の同点とした。

▽このままいけばリーグ戦上位の名古屋が勝ち抜けるため、府中は圧力を強めて勝ち越しを目指す。すると残り3分43秒から府中は柴田をGKに置いたパワープレーを開始。さらに残り1分50秒からはGKのポジションを宮田に入れ替えて攻め込む。しかし名古屋も体を張った守備で守りきり試合は終了。2-2のドローとなるもリーグ戦上位の名古屋が明日の2nd Round進出を決めた。敗れた府中は4/5位決定戦に臨む。

 

 

★ペドロコスタ監督「プレーオフにふさわしいゲーム」《名古屋vs府中》

◆名古屋オーシャンズ
▽ペドロコスタ監督
――試合を振り返って
「プレーオフにふさわしいゲームでした。勝てた要因としては、選手の打ち勝つ気持ち、冷静さ失わず戦ったからだと思います。今日はこちらが勝ちましたがどちらに転がってもおかしくない試合でした。我々は府中をリスペクトしていますし、プレーオフらしい試合ができたのは、目の前に素晴らしいチームがいたからです」

「会場に足を運んだみなさんはスペクタクルなゲームを見られました。リーグにとってもプラスになったゲームです。気持ち入ったプレー、気持ちの面でよかったと思います」


 

★星「チームで取った1点」《名古屋vs府中》

◆名古屋オーシャンズ
▽星龍太選手
――試合を振り返って
「府中とはいつも接戦になりますし、短期決戦は厳しいものです。2度先行されたのが原因だと思います。ただ、僕らはリーグ2位という利点を活かせました。無理に攻めすぎず、ポゼッションしながらうまく試合コントロールできたことが次のラウンドにつながる試合運びだったと思います」

――2度目のリードを許した時の意識は
「個人として何かということはなかったです。今シーズンは厳しい試合が多く、接戦やリードを許している場面が多かったです。ただ、今日に関しては、時間帯は悪くなく、リズムを作ることを意識していました。監督からシュートを打てと言われていて、それが実ったと思います。自分でなんとかするのではなくチームで取った1点です」

 

★谷本監督「反省すべきはリーグ戦の順位」《名古屋vs府中》

◆府中アスレティックFC
▽谷本俊介監督
――試合を振り返って
「自分たちはここでファイナル、優勝への道が途絶えてしまい残念に思っています。ただ、今日の試合は下を向く内容ではなく、実際に試合自体では負けていないです。それだけに受け入れるのは難しいですが、反省すべき点はリーグ戦で上の順位つかめなかったことかなと思います。我々が2位だったら勝ち上がっていた試合でした」

「一発勝負でも勝たなければいけなかったですし、ハンデがあっても勝つための準備はしてきました。そこに至るだけの可能性は試合で証明できたと思います。わずかなところ、足りない部分が、上位を取れなかった要因だと思います。それでも、フットサルは続けている限り続きますし、今季はまだ全日本もあって終わりではありません」

「プレーオフに来られたからこそ、明日も試合ができます。今日味わう悔しさを明日払拭できることを幸せに、切り替えて臨みたいです。また次に進む名古屋には是非、僕らを倒して上がるので、勝ち上がってもらいたいと思います」

「最後に、平日にもかかわらず多くの観客が詰めかけてくださいました。この雰囲気で試合できて感謝しています。レギュラーシーズンでもこれを作れるように、我々にできることはピッチで良いプレーができるように頑張るだけです。もっとリーグを盛り上げていきたいと思っています」

――パワープレーで柴田選手から宮田選手に変更した意図は
「1つはポジショニングを変えさせる意味がありました。もう1つは奥にボールを入れること。この2点を伝えました。フィニッシュまでいけなかったので、そこで動きを入れる、嫌なところにボールを入れる指示をしました。その結果、チャンスは幾つかあったので、あとは決める部分で決めることが大事です」

「失敗に終わったが狙い通りの動きはしてくれたと思います。柴田が悪いわけではなく、もうタイムアウトを取っていて、作戦を変えるためには人を変えるしかありませんでした」

 

★皆本「レギュレーションの関係はあるが負けは負け」《名古屋vs府中》

◆府中アスレティックFC
▽皆本晃選手
――試合を振り返って
「お客さんがたくさん集まってくれて嬉しく思います。ありがとうございます。たくさんの方が見ている中で、素晴らし試合ができたと思います。ただ、僕らは残念ながら素晴らしい試合しに来たのではなく勝つことだけ考えてきました。レギュレーションの関係で上がれないですが負けは負けだと思っています」

「残念ですが立ち上がらないといけないと思っています。現時点での力はこれですが、ここで終わりではないです。これから先にこの経験があったから優勝できたと言われるようにしたいと思います。この後、明日も試合がありますし、ファイナルも残っていて素晴らしい試合が続きます。引き続きご協力よろしくお願いします」

 

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