★上福元の決勝弾で、府中が粘る大分に勝利し最後のプレーオフ出場権を獲得《府中vs大分》

▽12日にSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第32節の府中vs大分が町田市立総合体育館で行われ、2-1で府中が勝利した。

▽町田・府中共同開催の第1試合は、この試合で勝利すれば自力で最後のプレーオフ出場権を獲得する5位の府中(勝ち点51)と、8位の大分(勝ち点34)が対戦した。試合は府中が皆本を起点とした攻撃でシュートを浴びせていく。大分も連動した守備で府中の攻撃を跳ね返しながら、ボールを持てば縦に速い仕掛けを見せた。

▽すると9分に試合が動く。府中は柴田がボックス手前で左に流れながらボールを受けると反転して蹴り込み先制する。その後は大分も反撃を強めると、13分にカウンターから森村がGKとの一対一を制して同点とした。

▽府中は14分、パス交換から抜け出した関がフリーでシュートを放つが決めきれず。15分には皆本のスルーパスから渡邉がヒールで合わせるが、こちらもゴールマウスを捉えきれない。大分も18分、左サイドで仕掛けた白方のシュートパスに森村が飛び込んだがこちらも決めきれず前半は同点で終えた。

▽後半は開始早々に右サイドで反転した上福元がゴール前にシュートパスを入れる。チャンスを作った府中だったが、セグンドの柴田はボールに詰めることができなかった。大分も25分にディドゥダのパスから芝野が狙うがこちらも決めきれない。

▽迎えた27分、柴田が左サイドから仕掛けて強烈なシュートを放つ。こぼれ球を皆本が押し込みにかかるが、どちらのシュートもGK後村が好セーブで防いだ。嫌な流れの府中だったが、直後の28分に皆本が放ったシュートのこぼれ球を上福元が押し込んで勝ち越しに成功する。

▽またも追いかける展開となった大分は31分に仁部屋のスルーパスに田辺が飛び込んだが、ボールはクロスバーを越えてしまう。35分には持ち上がった森村の折り返しを仁部屋が合わせるがこれも決まらない。

▽すると残り2分35秒から大分が白方をGKに置いたパワープレーを開始。残り49秒ではその白方、芝野が立て続けにシュートを狙うが、GK田中を中心に守る府中がゴールを許さない。試合終了間際には仁部屋が個人技から狙ったが、ここもGK田中が処理してタイムアップ。府中が大分に勝利して、最後のプレーオフ出場権を獲得した。

 

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