★神戸に競り勝った名古屋が5連勝!《神戸vs名古屋》

▽22日にウインク体育館で行われたSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第29節の神戸vs名古屋は、アウェイの名古屋が2-3で勝利した。

▽7位の神戸(勝ち点39)が2位の名古屋(勝ち点63)を迎えた一戦。試合は開始早々、均衡が破れる。キックインからのボールを受けた相井のシュートが決まり、神戸が先制に成功する。

▽立ち上がりに先制点を許した名古屋は3分、右サイドの中村からボールを安藤がセグンドで合わせるが、シュートはポストを直撃。11分には八木が左サイドからシュートを放っていくが、これは惜しくもサイドネットを揺らすにとどまる。

▽それでも、名古屋が流れを引き寄せると、14分にキックインからのボールを受けた中村のダイレクトシュート。これがゴールネットを揺らし、名古屋が試合を振り出しに戻す。19分には八木のゴールで名古屋がリードを奪うと、1-2で前半を終えた。

▽後半は開始早々、名古屋がボールを支配する。すると25分、前鈍内マティアスエルナンが平田ネトアントニオマサノリへボールを供給。最後は平田ネトアントニオマサノリが相手を背負ったまま打ったグラウンダーのシュートをゴールマウスに流し込んだ。

▽2点ビハインドの神戸だが、失点直後に鈴村がゴールを挙げて2-3。さらに、27分にはロングパスを受けた原田が相手を1人背負いながらシュートを放っていく。これは枠を大きく逸れて行った。

▽追い付きたい神戸は36分に岡崎チアゴをゴレイロの位置に入れてパワープレーに出る。しかし、ゴールを奪うことはできず2-3で試合終了。名古屋がアウェイで逆転勝利を収めた。

 

★ペドロコスタ監督「自信につながる試合に」《神戸vs名古屋》

◆名古屋オーシャンズ
▽ペドロコスタ監督
――試合を振り返って
「今日の勝利は、簡単に勝ち取れたものではありませんでした。この試合で勝利したことは、チームとって非常に大きな勝ち点3となりました。また、自信につながる試合になったと思います。先制点を奪われた展開で逆転をして、その後は我慢強くスコアをキープして勝ちきることができました。これはチームが少しずつ成長してきていると証拠だと思っています。相手が気持ちだけのプレーではなく、積極的に攻めてきたことで、わたしたちは苦戦を強いられました。その中で、落ち着いてより組織的に戦えた結果が勝利につながったと思います」

 

★星「チーム力が上がっている証拠」《神戸vs名古屋》

◆名古屋オーシャンズ
▽星龍太選手
――試合を振り返って
「今日は非常に難しい試合になってしまった。このような試合で勝ち切れることは、チーム力が上がっている証拠だと思います。前回、失点を重ねてしまったパワープレーを今日は無失点で抑えられた。このことは、今後の試合とプレーオフに向けて良い結果になったと思います」

 

★山本監督「ほぼ全てが上手く行っていました」《神戸vs名古屋》

◆デウソン神戸
▽山本尚希監督
――試合を振り返って
「試合は上手く行っていました。狙った通りのセットプレー、ゲームプラン等、ほぼ全てが上手く行っていました。僕たちにとってはサプライズであり、名古屋にとってはイレギュラー。今日は怪我をしている選手や累積で出場停止の選手がいる中、勝つことしか考えていなかった。内容では圧倒できたという手応えを感じてます」

 

★原田「1点差で負けている状況で自分たちに力がなかったと思います」《神戸vs名古屋》

◆デウソン神戸
▽原田浩平選手
――試合を振り返って
「試合の内容はプラン通りでした。先制点を奪えましたが、最後の最後1点差で負けている状況で自分たちに力がなかったと思います。失点の場面であっても、もう一歩寄せたり、体をつけたりと、そのようなこと一つひとつが名古屋は見逃さないと改めて感じました。もう惜しいはいらないと思うので、次節は勝ってプレーオフ進出へ向けて頑張りたいと思います」

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