★日本代表ホットラインで勝ち越しゴール!! 府中が3試合ぶりの白星!! 北海道はPO出場が潰える《府中vs北海道》

▽20日にSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第29節の府中vs北海道が郷土の森府中市立総合体育館で行われ、ホームの府中が2-1で勝利した。

▽前節の浜松戦に敗れて2連敗中の府中が、4戦未勝利の北海道をホームに迎えた一戦。立ち上がりからチャンスを作ったのはアウェイの北海道で、堀米や酒井がサイドで積極的に仕掛けていく。一方の府中はビルドアップの場面でミスが目立ち、相手陣内にボールを運びながらもシュートチャンスを作り出せない。

▽しかし4分に、キャプテンの一振りで府中が先制する。柴田がカウンターでボールを持ち出し、左サイドに流れながらシュートを放つと、ここはGK三浦がセーブ。しかしこぼれ球にいち早く反応した皆本が押し込んだ。

▽追いかける展開となった北海道は、失点直後にセットを入れ替えると、すぐに水上がシュートを浴びせる。さらには前線から強くプレスを仕掛けてショートカウンターを狙っていくと、6分には神が放ったシュートがポストを直撃。この跳ね返りを水上が押し込んで、北海道が同点とした。

▽その後はお互いに組み立ての部分でミスが目立ち停滞していく。しかしハーフタイムにかけては勢いを増すと、17分には渡邉がカウンターで持ち込んでシュート。しかしこの一対一の場面はGK三浦に軍配があがる。対する北海道も18分に堀米が左サイドで仕掛けてカットインからシュートを狙うが、こちらもGK田中がセーブ。前半はお互いのGKが好セーブを見せたこともあり、1-1のままハーフタイムを迎えた。

▽後半は府中が先に仕掛けていく。21分に柴田がインターセプトしてゴール前にシュートパスを送ると渡邉がこれに合わせるがサイドネットを揺らす。23分にも柴田のインターセプトから今度は上福元がシュートを放ったが、左ポストを叩いてしまった。

▽北海道のチャンスは28分。鈴木のスルーパスから抜け出した山本が狙うも、枠を捉えきれない。31分には府中が得意のピヴォを使った攻撃を見せる。しかし上福元の反転シュートはまたもポストを叩いてしまった。

▽一進一退の攻防が続く中、37分に試合が動く。府中は相手陣内左でFKを獲得。皆本がシュート性のボールをゴール前に入れると、これを渡邉が押し込んで府中が勝ち越しに成功した。

▽北海道はすぐさまGK坂を入れたパワープレーに出る。39分には柴田にパワープレー返し狙われるが、ここはクロスバーに助けられる。その後は府中を押し込んでいくが最後まで追いつくことはできずに試合は終了。府中が粘る北海道を退けて3試合ぶりの白星を手にした。一方、敗れた北海道はプレーオフ圏内の5位に位置する府中との勝ち点差が15となり、プレーオフ進出は潰えた。

 

★谷本監督「府中はホームの優位性を出せる自慢のアリーナ」《府中vs北海道》

◆府中アスレティックFC
▽谷本俊介監督
――試合を振り返って
「連敗を止めて年明け初めての勝利で、気持ちの上でホッとしています。ただ、これでプレーオフが決まったわけではないですし、まだ残り試合もあります。そこを勝っていけるように続けていきたいと思います。勝つための準備をやるだけです」

「今日の勝てた要因として、1つは1つ1つのプレーを全力でやったこと。2つ目に攻守の切り替えでミスがあっても次に切り替える。3つ目に切り替えたタイミングで、攻撃は思い切って出る、守備ではしっかり撤退するなどのハードワーク面ができたからです。そういう初心を忘れずに、戦術、戦略を大事にしてかなければいけないと、この連敗中に感じました。次節も簡単で勝てる相手ではないので、良い準備をしてさらに次につなげていきたいと思っています」

――今日もサポーターの声援が大きくて、後押しになったのでは
「そのことに関しては、言葉はいらないくらいでいつも思っていることです。特に今日は地元のジュニアの子供たちがたくさん来てくれて、その中で活気のある応援をしてくれました。ホームの府中は勝率高いアリーナですし、そういうホームの優位性を出せる自慢のアリーナだと思っています。今後はもっと勝利や結果で答えられるような試合をしていきたいと思います。今シーズンは残り1試合で名古屋戦です。そこを勝って、チームもファン、サポーターも一丸となっていければと思います」


 

★小野寺監督「諦めない北海道らしいスタイルを貫きたい」《府中vs北海道》

◆エスポラーダ北海道
▽小野寺隆彦監督
――試合を振り返って
「敵地での試合でしたが我慢強く戦ってくれました。後半も残りギリギリまでどっちに転ぶかわからない試合を演じていただけに、失点の仕方が残念です。前節もそうでしたが、同点に追いついて最後にミスでやられてしまう。力のない証拠かなと思います。それでも選手たちが頑張ったのは事実です。こういう試合を積み重ねながら戦わなければいけないのかなと思います。修正点はコミュニケーションの部分で、危険度の高いところを考えれば明確に分かると思うので、同じ失敗をしないように次節も頑張っていきたいと思います」

――プレーオフ出場の可能性が残っている中での直接のライバルとの対戦だったが、試合前に選手たちに何か言葉をかけたか
「正直、自分らの順位で現実的に府中をひっくり返せるかといえば苦しいです。それでも目の前の試合、プレーオフと言うよりもアウェイでどれだけ勝ちたい気持ちを出せるのか。そこを見せないと崩れると思います。そういう意味ではしっかり戦ってくれたと思っています。ただ、勝てる内容を落としているので、もう少しファイトを見せてもらいたかったなと。ただ、頑張ったのは事実で、次節に切り替えて臨みたいと思います」

――プレーオフ出場がなくなった中で残りの試合はどういうアプローチで臨むか
「サポーターのみなさんには少しでも順位を上げなければいけないという使命感を持ちながら、一試合ごとに勝負をしていきたいです。まだ全日本選手権もあるので、チームとして変にリセットしたり、来シーズンを考えたりしても戦えなくなります。まずは今シーズン、自分たちのスタイルをやり抜いて勝負してきたいです。諦めない北海道らしい試合をしていきたいと思います」


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