★今年最初のダービーマッチは、卒業発表の太見弾にボラのFリーグ通算200ゴールですみだが逆転勝利!!《すみだvs府中》

▽8日にSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第27節、すみだvs府中の東京ダービーが墨田区総合体育館で行われ、4-2ですみだが勝利した。

▽2017年を迎え最初の対戦で東京ダービーとなったすみだと府中。ホームチームはここまで16勝3分け7敗の勝ち点51で3位につける。一方のアウェイチームは12勝6分け8敗の勝ち点42で、プレーオフ出場圏内の5位となっている。

▽プレーオフ出場を目指す2チームの対戦は五分の入りとなる中、最初のチャンスはすみだが作る。3分、今シーズン限りでの卒業を発表した太見が宮崎の縦パスを諸江に落とすと、諸江はこれをダイレクトで叩く。セグンドには宮崎が飛び込むが、ボールを押し込めずに先制のチャンスを逸した。

▽対する府中は5分に右サイドで相手を背負った上福元が反転から右足を振り抜くなど、こちらもゴール前で好機を迎えるが決めきれない。しかし11分、右サイドから攻め込んだ府中は柴田のシュートはブロックされるも皆本がこれを押し込んで府中が先制する。

▽しかし角田も14分に西谷が強烈なミドルシュートを放つと、GKクロモトがこれを弾きこぼれたところに清水が詰めてすぐさま同点とする。迎えた16分には皆本が左サイドで清水との一対一の状況から逆サイドに針の穴を通すようなスルーパスを通すと、ゴール前の渡邉が楽々と押し込んで、府中が2-1と勝ち越しに成功した。

▽しかし前半はこれで終わらず、17分に左サイドでのキックインを得たすみだは、素早いリスタートから諸江が放ったミドルシュートのこぼれ球を田村が押し込んで、すみだが2-2の同点として試合を折り返した。

▽後半も最初のチャンスはすみだが作る。23分に清水が右サイドの深い位置から反転してシュートを狙えば、27分には西谷が清水へのピヴォアテからゴールを狙うなど府中を押し込む。すると28分、田村が斜めに入れたパスから太見が右サイドで強烈なシュートを放つと、これがゴールネットを揺らし、すみだが勝ち越しに成功する。

▽この試合初めて追いかける展開となった府中は、29分に皆本がGK大黒の飛び出しを見てループシュートを狙うが、ライン上で諸江がクリアしゴールとはならず。そのまま試合は終盤を迎えると府中は残り2分42秒から渡邉をGKに置いてパワープレーに出る。

▽残り33秒ではその渡邉がボックス内から狙うも決めきれず。逆に最後はボラのFリーグ通算200ゴールとなるブザービートが決まって勝負あり。すみだが府中とのダービーマッチを制した。 


 

★須賀監督「太見のプレーが見られなくなるのは僕自身が一番寂しい」《すみだvs府中》

 

◆フウガドールすみだ
▽須賀雄大監督
――試合を振り返って
「府中は非常に強くて、個人能力が高く、難しい試合になりました。前回対戦では0点に抑えられた教訓を活かして今回は4点取れたことが勝因です」

――プレーオフの大阪対策などは考えているか
「全く考えていないです。このままなら大阪は1位ですしそこにたどり着くためには2勝しなければいけません。まずは自分たちがプレーオフ決めること。そして相手がある程度はっきりしてからその準備を始めたいと思っています。またクラブとしては、リーグ戦3位が最高位なので、その歴史変えるためにも一つでも上の2位を目指すことが大事だと思います。そこにまずは全力を尽くしたいです」

――太見選手が卒業を発表した最初の試合だが彼に期待するところは
「彼のプレーは勝った、負けただけではなく、魂を揺さぶるプレーができます。今日のゴールも、こんなにお客さんが盛り上がるんだというぐらい盛り上がりました。それが彼の魅力だと思います。そういう意味では変えが効かない素晴らしい選手です。彼のプレーが見られなくなるのは僕自身が一番寂しいです」

「お客さんの魂を震わせるようなプレーを見せて欲しいと思います。彼が輝けるような戦術、プランを考えていきたいです。ただ、太見のためにチームがあるわけでなく、彼もそれは好きではないです。チーム全体が輝くように導けば彼も輝くと思っています」

――次節への意気込みを
「次節は名古屋との試合です。さっき言ったように歴史を変えるために勝たなければいけない試合です。また僕自身は名古屋にリーグ戦で一度も勝てていません。名古屋に匹敵するように名古屋に勝ちたいと言って取り組んでいますが、その中で結果として名古屋が勝ってしまうと言うリーグの盛り上がりの妨げになっていると思っています。ここで勝つことでいろいろ変わるはずです。歴史変えるためにも明日からトレーニングをしていきたいと思います」



★ボラ「すべては監督のおかげ」《すみだvs府中》

◆フウガドールすみだ
▽ボラ選手
――200ゴールを達成したが
「ありがとうございます。今日、達成できてよかったです。最近は本当にゴールを取りたいと思っていました」

――今日の試合出場時間が短かった中、パワープレーの守備でピッチに入ったが、その時はゴールを奪うイメージを持っていたか
「本当は少しケガをしていています。監督も様子を見てくれて、パワープレーのディフェンスはできるだろうと僕を使ってくれました。自分では今日はプレーできないかなと思っていましたが、ここで200ゴールを決めたいと思っていたので、監督と話し合って出場時間は短くなりました」

「個人的にはプレーできるのかどうか心配していました。でもゴールが欲しかったので監督に出たいと伝えました。最後はゴールが取れてよかったです」

――ゴール後は真っ先に監督と喜びを分かち合っていたが
「すべては監督のおかげです。今年はFリーグでプレーできないもしれない中で、監督が拾ってくれました。オールスターでのMVPも監督のおかげです」

――200ゴールを達成したが、次の目標は
「もちろん300ゴール。それが達成できれば嬉しいですね。ただ、それは目標として、お客さんのため、Fリーグのためにプレーすることが一番大事です」


 

★太見「残り数試合ですが、今日のような場面を作っていきたい」《すみだvs府中》

◆フウガドールすみだ
▽太見寿人選手
――卒業を発表してから最初の試合だったが、特別な気持ちや思いはあったか
「そういうものは、見ている方々が持って会場に来ていただくことになるのかなと思っています。僕自身は変わらずに自分が納得出来るプレー、お客さんが勝利を望んでいると思うのでそれに対して頑張る。そういう思いでプレーしています」

「発表に関しては少し早まった部分もあります。僕自身は、リーグが終わるまでは引退などの話はなしでと思っていました。ただ、フウガでの発表が全てです。それでもリーグが終わるまではボールを蹴ることに集中したいと思っています」

――太見選手のゴールシーンではスタンドが大歓声を送っていたが
「点は取りたいですし、このすみだの会場はお客さんとの一体感があって、すごい応援を受けています。勝利に貢献できてよかったなと思いますし、お客さんが立ち上がるほどに盛り上がってくれたので、点を取ってよかったなと思います」

――自身はいつも以上にゴールの場面で喜んでいる印象を受けたが
「みんながいつも以上に喜んでくれて、やっぱりこうなるよねと。もう残り数試合ですが、あの場面を作っていって、リーグでもプレーオフに行き、もう一度優勝争いに加われるように頑張りたいと思います」

――今回の発表を受けて、周りの選手が奮起する要因の1つになるのでは
「ある意味起爆剤のようになってくれれば僕も嬉しいです。選手の気持ちを感じて、僕もより頑張らなければいけないなと思います」


 

★谷本監督「監督としての責任を感じる」《すみだvs府中》

◆府中アスレティックFC
▽谷本俊介監督
――試合を振り返って
「プレーオフ争いについて非常にタフな争いが続いています。その中で、自分たちはまだプレーオフが確定しておらず、5位にはいますがいつ入れ替わってもおかしくない状況だと思っています。相手がどこであれ、残りの試合は勝つつもりでいますし、その気持ちで今日も臨みました」

「ただ、結果はこの通り残念なものになりました。敗戦についてしっかりと見極めて次の試合へ臨みたいと思います」

「敗因に関しては試合の流れをしっかりとキープし続けられなかったこと。失点の場面、特に前半の2つの失点はもったいなかったなと思っています。それが後半に仇となって返ってきたなと」

「後半もお互いにチャンスがあって、その立ち上がりのチャンスを決めていればペースを離さなかったと思います。ただ、3点目を取られたことが結果につながりました。選手たちについては、用意してきた戦術に対して100%でやってくれました。結果につながらなかったのは監督としての責任を感じます。連敗は避けて、ここから勝ち星積み重ねられるように。来週もアウェイですが切り替えて臨みたいと思います」

――ゲーム展開は
「相手のリーグ戦での得失点数を見て、失点数は同じですが、得点は相手が多いです。なので、守備で粘れるかどうか。また守備の時間を減らすためにポゼッションしながらいかに点を取るか。その両面を考えていました。いつもの我々ならばガンガン攻めるところですが、今日は相手の攻撃時間を減らすように、相手流れを渡さないように入っていきました」

――次節への意気込みを
「どのチームも終盤に向けて力をつけていて、僅差のゲームが多いです。来週は浜松と対戦しますが、順位は下ですが今週は大分に勝っていますし、前回は我々も引き分けました。油断はできない相手だと思います。自分たちの全力を注ぎたいと思います」

Fリーグモバイル http://sp.f-lg.jp/news/list?page=0